パルシステム東京は、一人ひとりの行動で持続可能な地域社会をつくることを中長期ビジョンに掲げ、海洋プラスチック問題においては体験学習の機会を創出し続けています。

海洋プラスチック問題とは?

「2050年の海は、魚よりプラスチックごみの方が多くなるかもしれない」と予測されるほど地球規模で深刻な問題となっている海洋プラスチック問題。プラスチックごみが海に流れつくと、海流に乗って海を漂い、海底に沈んだり、海岸に打ち寄せられ、長期にわたって環境に影響を与えることがわかっています。
なかでも、5mm以下の細かいプラスチック粒子は「マイクロプラスチック」と呼ばれ、取り除くことは非常に困難です。

マイクロプラスチック採取体験の学習

2013年以降、プラスチック問題の第一人者である東京農工大学農学部 環境資源科学科教授の高田秀重氏を講師に学習会を重ねてきたパルシステム東京。2018年6月には同学科の学生も一緒にお台場の砂浜で実際に「マイクロプラスチック」を採取する体験学習を行い、参加者からは「遠いところの問題ではなかった」と多くの気づきの声が寄せられました。
これをきっかけに、翌年には職員自らが研鑽を重ねて講師となり、同地で自主企画として採取体験を実施。2020年10月にはさらに多くの方に学習の機会を提供できるよう、学習プログラムをパッケージ化して組合員活動向けに展開。動画や画像に加え、実物サンプルを使って水中での様子を再現するなど、実際に体感することで問題を身近に感じる機会を提供しています。

2019年12月に東京ビッグサイトで開催された「エコプロ2019」では、環境省プラスチック・スマートキャンペーンからの要請を受け、「環境省海洋プラスチックごみ対策コーナー」に出展。

パルシステムはプラスチック使用量の少ない商品包材やバイオマスストロー・紙ストローへの切り替え等、事業を通じた取り組みも進めています。これらの商品の利用を通じても身近な環境問題への関心を高められるよう、さまざまな機会を創出していきます。