チョコレートのおいしさの源となる「カカオ」。明治グループの食品事業に欠かせない大切な資源の一つです。明治グループはカカオ農家支援をはじめとした原産国での取り組みであるメイジ・カカオ・サポートによって、カカオ農家が安心して農業を継続し高品質なカカオ豆を安定的に日本に届ける。そしてそのカカオ豆を使った商品の価値をお客さまに知っていただく。原産国の方々と作り手とお客さまをつなぐサステナブルな循環を創造します。

カカオを取り巻く環境

近年、世界的にチョコレートの需要は高まっており、日本においてもチョコレート生産量が同様に伸長しています。しかしながらチョコレートの原料であるカカオを生産する農家では、木の高齢化、栽培に必要な苗木や肥料などが手に入りにくい、栽培技術に関する知識不足など、さまざな問題が山積しており、また、児童労働や森林破壊といった社会課題も抱えています。そのような中で、カカオ農家を取り巻く環境に対する関心はよりいっそう高まっており、明治グループは事業活動を通してこれらの社会課題の解決に貢献し、持続可能なカカオ生産の実現を目指していきたいと考えています。

メイジ・カカオ・サポートとは

メイジ・カカオ・サポートとは、カカオ農家を支援し、持続可能なカカオ生産の実現に向けた取り組みです。2006年のガーナ共和国から始まり、ペルー共和国、エクアドル共和国、ベネズエラ・ボリバル共和国、メキシコ合衆国、ドミニカ共和国、ブラジル連邦共和国、ベトナム社会主義共和国と活動範囲を拡大してきました。2019年には新たにマダガスカル共和国で活動を開始し、現在は9カ国で展開しています。
明治グループの社員が現地に赴き、カカオ農家の方々と直接会ってコミュニケーションをとることによって、産地ごとに異なるさまざまな課題に合わせた支援活動を行っています。

みんなが笑顔になるサステナブルな取り組み

カカオ豆の安定した生産を実現するために、主に①農法支援②生活支援③WCF(世界カカオ財団)を通じた支援を行っています。
具体的な支援活動内容は、明治グループの社員が現地を訪問して直接ニーズを確認していくため、カカオ豆生産のサポート(発酵技術の指導、栽培技術の勉強会、苗木センターの開設など)から、カカオ生産者の生活向上に向けた支援(井戸の整備、学校備品の寄贈、コミュニティのインフラ整備など)まで多岐にわたっています。
こうした活動を通して農家はより多くの収入を得て、安心してカカオ生産を続けていくことができ、明治グループは高品質なカカオ豆を調達して、おいしいチョコレートを消費者のみなさんにお届けすることができます。

明治グループはメイジ・カカオ・サポートを通して、原産国の方々と作り手とお客さま、チョコレートに関わる全ての人が笑顔になるような循環を創出し、カカオ農家や農家を取り巻く環境が持続可能な状態になることを目指しています。