2025/10/08
布製電照看板「LUFAS®」が画家・大島愛さんの作品に採用-東日印刷・トライが製造・販売-

~ 瀬戸内美術館で開催中の個展に展示 ~
東日印刷株式会社(TONICHI、本社:東京都江東区)とグループ企業の株式会社トライ(同)が製造・販売するペットボトル100%リサイクル布を使った布製電照看板「LUFAS®(ルーファス)」が、画家・大島愛さんの作品に採用され、瀬戸内市立美術館(岡山県瀬戸内市)で開催中の個展に展示されています。LUFASは仕上がりの美しさから美術作品での採用が相次いでおり、装飾材としての可能性を示す新たな一例となりました。
大島さんは岡山県倉敷市出身。地元で人物主題の絵画を軸に制作を続け、2019年に第12回「I氏賞奨励賞」を受賞。今回の個展は過去の出来事を学ぶ「Historical studies」をテーマとし、木炭画・油彩画・ビデオインスタレーションなどさまざまな技法で、紙幣になった人物、ハンセン病にまつわる事柄など、新作を含む約40点を展示しています。LUFASを採用したのはその1点で、縦114.3cm横81.4cmのコラージュ(何枚もの写真を重ねた構成)を布に転写し、特許機構のフレームに取り付け、LEDで内照しています。
実はこの作品、いったんは海外製の別の布とフレームで作ったものの、仕上がりに問題があり、再制作となりました。大島さんは「印刷品質がすごく高いうえ、昇華転写印刷で布が硬くなることもなく、特許機構のフレームにピンと張れて、求めていたものができました」と満足され、「小さな案件にも丁寧に対応していただき感謝しています」と、ありがたい言葉も頂戴しました。
東日印刷株式会社