あなたの卒業・卒園アルバムが、モザンビークの子どもたちへ笑顔を届ける──夢ふぉと『国際貢献アルバム背景デザインプロジェクト(第2弾)』始動

卒業・卒園アルバムの背景にモザンビークの子どもアートを採用。選択ごとに寄付が発生する仕組みを夢ふぉと(本社:大阪府大阪市、代表取締役:林さゆり)が導入。日本の家族と世界の未来をつなぐ循環支援モデルに。
子どもたちのアートがつなぐ未来
思い出で人の心の温度を1℃上げます を理念に掲げる卒業・卒園アルバム専業の株式会社夢ふぉと(本社:大阪府大阪市、代表取締役:林さゆり)。
このたび、アルバムの「背景テンプレート」を選ぶだけで寄付につながる〈国際貢献アルバム背景デザインプロジェクト〉第2弾を、アフリカ南東部モザンビークでスタートします。
現地で教育や衛生環境の改善に取り組む日本のNGO「モザンビークのいのちをつなぐ会」(拠点:カーボ・デルガド州ペンバ)と協力し、アルバム1冊につき背景テンプレート1点を選ぶ=販売価格の1%を寄付する“循環型モデル”を導入。
同社は、以前の第1弾でカンボジアの孤児院の子供たちの絵で同様の仕組みを構築。日本の子供達の卒業アルバムでアートを通して支援を届ける循環の仕組みを、草の根的ではありますが、実行し続けてきました。
アルバムを手に取る日本の家族の想いが、遠く離れた子どもたちの日常を少しあたたかくする、そんな仕組みを目指します。
なぜモザンビークか ── 今そこにある命の危機
モザンビーク北部のカーボ・デルガド州(州都ペンバ)は、長引く武装衝突と気候災害が重なり、人々の暮らしが大きな危機に直面している地域です。2024年には暴力が再び激しくなり、数十万人規模の住民が避難を余儀なくされました。さらに同年末のサイクロン被害では、学校や保健施設も大きな打撃を受けました。
教育の場も例外ではありません。壊れた教室や冠水する校庭、安全な水が確保できない学校も多く、「学びたい」という子どもたちの当たり前の願いが叶わない現実があります。国連やNGOも、学校における水・衛生設備の整備を最優先課題としています。
栄養状態も深刻です。国全体で子どもの4割近くが慢性的な栄養不良(発育阻害)とされ、とりわけ農村部や北部州ではさらに高い割合が報告されています。加えて、コレラなど水を介した感染症のリスクも高く、子どもたちの健康を守る取り組みは待ったなしの状況です。
こうした背景から、私たちはモザンビークを支援の舞台に選びました。「学び」「食べる」「生きる」
そのすべてを同時に守るために。アルバムの背景を選ぶという小さな一歩が、子どもたちの未来を照らす確かな一歩になることを願っています。
株式会社 夢ふぉと