プレスリリース集PRESS RELEASE

車いすから私の声を届けたい!イマドキ社外報はナレーション付き!?

〜 社員の自己実現を応援する 在宅支援総合ケアーサービス 〜

 看護や介護・保育までを包括してケアする株式会社在宅支援総合ケアーサービスは、千葉市内を拠点に世代を問わず、地域の人たちのお手伝いをしてきました。また弊社は、利用者やその家族の心身の健康を考えることは勿論、社員のサポートにも重きを置く会社でもあります。
 SDGsが注目を集める昨今、弊社ではやりがいのある仕事を社員が出来る様な環境づくりに力を入れています。障がい者就労支援で2020年に入社した米倉碧さんは、弊社で事務の仕事をしながら声優学校に通う声優志望の女性です。彼女の夢の第一歩として、6月より社外報のナレーションの仕事を任せました。今後も、社員の自己実現のサポートを弊社では積極的に行っていきたい所存です。

【 持続可能な働き方を ~やりがいのある仕事を作る~ 】

 SDGs(持続可能な開発目標)が注目される近年、弊社でも働きがいのある環境づくりに力を入れています。そのひとつに、社員の得意を仕事にも生かすという点があります。例えば、デザインが得意な社員には、デザイナーとして仕事を任せていますし、映像編集が得意な社員は編集マンに抜擢するなど、本来の介護や看護、保育の現場ではあまり見かけない職種の人間が数多く在籍しています。今月新しく加わった職種は“ナレーター”。声優志望の女性社員の自己実現と利用者へのケアがマッチングした結果、新しい仕事が生まれました。

【 車いすから声を届ける ナレーター米倉碧 】

 今年入社3年目の米倉碧(20)は、脳性まひで小学生の頃から車いすでの生活を送っています。普段は郵送物の封入作業や発送などの事務作業をしている彼女ですが、学生の頃から声優になりたいという夢があります。
 声だけで演技し、時にはステージに上がって観客を歌で盛り上げる声優の存在に憧れを抱いたと言います。この春から、弊社で働きながら専門学校に通い、声優になるための勉強をしています。その頑張りを弊社での仕事にも生かしてほしいと今回生まれたのが“社外報ナレーター”の仕事です。

【 目の不自由な利用者さんにも知ってほしい ~優しさからアップデートされた社外報~ 】

 弊社では、2019年から社員とその家族に向けて、会社のことや働く人たちのことを知ってもらいたいという想いから、弊社で活躍する社員たちへのインタビューなどを集めた『 TSUNAGU 』という車いすから社内報を毎月発刊しています。去年から範囲を広げ、協力会社様に郵送したり、地域の方々が利用する弊社のカフェなどにも設置したりして、地域にも弊社を知ってもらえるように努めてきました。ただ、読者は高齢の方も多く、文字が小さく読みづらいといった声も寄せられていました。そこで必要になったのが声の力です。声優の勉強に日々勤しむ米倉にナレーションをお願いすれば、目の不自由な方にも伝えられるのではと考えました。音声での社外報作成企画が決まったのは3月の終わり。6月号の発刊に向けて、超特急で準備が進みました。

●自分の声で伝えたい想い

マイクに向かう米倉は、少し緊張した様子でした。「お話をもらった時は、本当に自分がやっていいものかと驚きました」と話しながらも、丁寧にマイクに声を乗せていきます。今回は、4月に仲間入りした新入社員2人へのインタビューを読み上げました。およそ8分間のナレーションを普段の業務の合間を見ては、録音すること10日間。はじめてのナレーションが完成しました。

ふたり登場人物がいたので雰囲気の使い分けが難しかったです。文章の意味を考えて、間をとったり相手に投げかけるように話すことを意識しました。声を相手に伝えることは日々の張り合いでもあるし、自分の存在を残すことにもなる。この先も声の仕事を頑張りたいです。(米倉)

社外報を自ら封入する米倉
読者の反応が不安だけど楽しみだそう

米倉のナレーションは下記URLよりご確認いただけます。

【会社概要】
〜弊社ではマスコミの方の取材お申し込みを随時受け付けております〜

名称   : 株式会社在宅支援総合ケアーサービス
所在地  : 〒263-0031 千葉県千葉市稲毛区稲毛東2-14-12
代表   : 依田和孝
事業内容 : 居宅介護支援事業、訪問看護・介護・入浴、福祉用具貸与・販売、住宅改修、看護小規模多機能型居宅介護、保育・教育・運動事業、買取事業、訪問鍼灸、美容・フィットネス事業
URL   : http://www.inage-houkan.com/

株式会社在宅支援総合ケアーサービス

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