ソニーがドライフラワーでつくるアート作品ワークショップ 廃棄問題やアップサイクルについて学ぼう!」を開催

ソニーグループ株式会社(以下、ソニー)は、教育プログラム「CurioStep with Sony(キュリオステップ)」の一環で開催される子どもたちの学びや好奇心を広げるイベント「CurioStep サマーチャレンジ2025」において、ソニー銀行株式会社(以下、ソニー銀行)、日本サステナブルフラワー協会と共同で「ドライフラワーでつくるアート作品ワークショップ 廃棄問題やアップサイクルについて学ぼう!」を2025年8月13日(水)に開催しました。
子どもたちの学びや好奇心を広げる「CurioStep サマーチャレンジ」!この日行われたのは「ドライフラワーでつくるアート作品ワークショップ廃棄問題やアップサイクルについて学ぼう!」
「CurioStep サマーチャレンジ」は、小学生から高校生までを対象にした子どもたちの学びや好奇心を広げるイベントで、毎年夏に開催しています。今年は7月26日(土)から8月27日(水)にかけて、子どもたちの興味や関心に合わせて選べるさまざまなワークショップや工作キットのプレゼントなどのプログラムを展開しています。この日開催した「ドライフラワーでつくるアート作品ワークショップ 廃棄問題やアップサイクルについて学ぼう!」は、まだ綺麗な状態にもかかわらず花が廃棄されてしまう「フラワーロス」問題にフォーカスし、従来廃棄されていた花を用いた装飾づくりにチャレンジし、「アップサイクル」を学ぶものです。
「CurioStep サマーチャレンジ2025」について
https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/curiostep/activity/summerchallenge/index_2025.html?s_tc=curiostepsummer2025_article01
※本年度の参加受付はすでに終了しています。
◆「CurioStep with Sony」に関する情報や過去のワークショップの模様は、こちらをご覧ください。
公式ホームページ https://www.sony.co.jp/curiostep
公式 Facebook https://www.facebook.com/curiostepwithsony
LINE 公式アカウント https://lin.ee/PtWCqus3
イベント全体を通じて子どもたちは廃棄問題やアップサイクルについて学ぶ
ワークショップでは、まずソニー銀行株式会社 経営企画部 広報・サステナビリティ推進室 中井聡美より、ソニー銀行が取り組む環境への取り組みを紹介したのち、日本サステナブルフラワー協会 代表 安永かおり氏から、フラワーロス問題について、簡単な説明がありました。
まだ綺麗な状態で楽しめる花、結婚式などのセレモニーで短時間飾られただけの花、生花市場や生産者が定める出荷基準に満たない規格外の花など、年間約10億本もの花が廃棄されている現状や、それらを再利用することで新しい価値を生み出すアップサイクルの取り組みについて、子どもたちは真剣に聞き入っていました。
その後行われたワークでは、好きなドライフラワーを選び、好みの長さにカット、さまざまな花を組み合わせて瓶に挿し、さらに瓶をペンなどで装飾し、思い思いのアート作品を作りました。子どもたちは楽しみながらも真剣にワークに取り組み、個性豊かな装飾を完成させ、従来廃棄されていた花に新しい価値を生み出す体験をしました。
ソニー銀行は、ソニー・ミュージックエンタテインメントが推進する「Rebloom Flower Project」に賛同しており、本ワークショップで使用されたドライフラワーは「Sony Music × Sony Bank Collaboration Days」の音楽ライブ等で寄せられた祝い花を再利用したものでした。また、装飾づくりのために用いた瓶や参加者が完成した装飾を持ち帰るために使用した紙袋も、ソニー銀行社員が持ち寄った資源を活用しており、イベント全体を通じて子どもたちは廃棄問題やアップサイクルについて学びました。
ソニー銀行の環境や未来のための取り組み
ソニー銀行株式会社 経営企画部 広報・サステナビリティ推進室 中井聡美
ソニー銀行では、紙の代わりにPCやスマートフォンで銀行を使えるようにすることによるペーパーレス化、キャッシュカードにリサイクルされたプラスチック素材を使用、お客様が新しく銀行口座を開設された際に森林や生き物を守る活動に対して寄付をするなど、皆さんが安心して暮らせる社会のためにさまざまな取り組みを実施しています。
フラワーロス問題について
日本サステナブルフラワー協会 代表 安永かおり氏
フラワーロスとは、花が綺麗な状態にもかかわらず人の手に渡ることなく廃棄されてしまうことで、食品ロスよりも販売のロスが多いと言われています。例えば、お花屋さんでの売れ残りや農家で出る規格外品、結婚式場で数時間飾られただけの花、ライブ会場に届くお祝いの花の一部など、年間で約10億本もの花が捨てられています。
フラワーロスは地球温暖化にも大きく影響を及ぼしていて、ゴミとして燃やされると温室効果ガスを排出します。これにより人間の活動や動物、植物にも影響が出ます。
フラワーロスは捨てる人が悪いのではありません。捨てるのが当たり前である現状をこれからみんなで変えていく、それによって未来を変えていくことが大切です。
ソニーグループ株式会社