【アラサー世代】変化を求めて沖縄へ。新しい価値観との出会いで成⻑
“地方移住×完全リモートワーク”=持続可能な働き方の実現をサポート
〜 若手女性社員の将来不安の軽減や後続事例も登場 〜
業界トップの全国 3,500 名を超える卒業生を輩出している*1、ゼロイチ WEB デザインスクールを運営する株式会社日本デザイン(本社:東京都豊島区、代表取締役:大坪拓摩、以下当社 )では、これまで出社とリモートワークのハイブリッドで働くための環境をサポートしてきました。このような中、働き方モデルとして、地方(沖縄県)移住をきっかけとした、完全リモートワークで勤務する女性社員 濱本明日美(以下、濱本)が誕生、現在軌道に乗っています。この働き方の実現に際して、充分な業務経験や信頼関係の構築を前提にしつつ、経営陣と濱本は丁寧に話し合いを重ねました。この”地方移住×完全リモートワーク”への挑戦事例は、濱本の自己成⻑に繋がるだけではなく、他メンバーにとって魅力的な選択肢のロールモデルとなっています。特に、ライフステージとキャリアの両立に不安を抱える若手女性社員にとっては、持続可能な働き方として大きな影響を与えています。実際、配偶者の転勤に伴い完全リモートワークに挑戦する例も後続しています。当社では、このような挑戦が、人材確保や人材流出の抑止策に繋がるポジティブな取り組みであると捉え、社員数 26 名の中小企業ならではの柔軟性を活かし、今後も積極的に社員の能力発揮に向けた環境づくりをサポートしていきます。
近年、コロナ禍をきっかけに約5割程度の企業がテレワークを導入、3割弱のワーカーがテレワークで仕事をするようになり、在宅勤務を中心としたテレワークが社会に普及しました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の 5 類移行により、コミュニケーション不足の解消や生産性の向上を理由にテレワークからオフィス勤務への回帰を進める大企業を中心に目立ち始める一方で、柔軟な働き方の推進や生産性向上、ワークライフバランスの改善を図るために完全テレワークに近い状態を維持している企業も少なくありません。このように国内企業のテレワーカー比率は減少傾向にあるものの、パンデミック前より高い水準を維持しており、リモートワークの継続については企業によって大きな差があり、明確になっていないのが現状です。*2
このような状況において、当社では出社をベースにしながらも、個々の業務の内容やペースに合わせてリモートワークも併用する、ハイブリッドでの働き方をメインストリームとしています。一方で、従業員がそれぞれ持つ能力を最大限発揮しながら、持続的に働くことができるように、労働環境を整えてサポートしていくことが必要不可欠だと考えています。その取り組みの一例として、2024 年に移住による完全リモートワークの女性社員が誕生しました。この取り組みは、当該女性社員の成⻑を促すだけでなく、他社員にもプラスの影響を与えており、完全リモートワークを活用した好事例となっています。
*2:2025.2.27 株式会社情報通信総合研究所 ICT 活用 『テレワークは「終わった」のか、「これから」なのか〜ハイブリッドワーク』が最終解とも言えそうにない理由〜』 情報通信総合研究所 主任研究員 國井昭男 https://www.icr.co.jp/newsletter/wtr431-20250227-kunii.html
スクール校⻑の右腕として活躍、仲間が信頼を寄せる存在
アラサー世代が変化を求めて、「沖縄移住×完全リモート」を同時に叶えるまで
〜 仕事への直向きな姿勢と、丁寧に築いたコミュニケーションの土台があるこそ実現できた 〜
日本デザインスクール 講師 濱本 明日美(はまもと あすみ)
1991 生まれ、横浜市出身、中学から東京で育つ。大学時代は、英語やコミュニケーションを学び、アメリカへの短期留学も経験。卒業後は、布ナプキンや赤ちゃんの寝具などを製造販売するオーガニックコットンのベンチャー企業に就職。退職後、友人の仕事を手伝うため北海道に滞在し、WEB デザインの仕事に人生で初めて関わる。帰京後は、日本デザインスクールで WEB デザインを学んだ後、校⻑久保の誘いで株式会社日本デザインに就職。デザイン業務や講師を経験後は、後進の育成や講座コンテンツの改善業務を中心に尽力。現在は、沖縄に移住し、完全リモートワークメンバーとして活躍を続ける。
2024 年 1 月、濱本は沖縄に移住し、完全リモートワークをスタートさせました。今では理想の働き方を軌道に乗せて活躍していますが、現在の働き方を実現するために、当社で様々な業務経験をするとともに、コミュニケーションの面白さや価値を充分に体験したことが大きく影響しています。
株式会社日本デザインとの出会い、仕事への向き合い方、丁寧に築いたコミュニケーションの土台
新卒入社した会社を退職後に、WEB デザインを学ぶため、2017 年に日本デザインスクールに受講生として入学、2018 年に社員として株式会社日本デザインに入社した時を振り返ります。
「日本デザインスクールの受講生時代は、WEB デザインがしっかり学べて、できるようになる感覚がとても楽しかったです。ちょうど卒業後の進路を考えている時に、スクール校⻑の久保(以下、久保)から、社員にならないかと声をかけてもらったんです。受講生時代は、他受講生や講師とのコミュニケーションが活発だったことから、久保が私のことをよく知って、理解していてくれているという安心感から、お誘いに応えることに決めました。実際に、入社してみてカルチャー的なギャップはなかったですし、会社の規模感も新卒で入社した会社と同じくらいで違和感がなかったですね。」
入社当初は、デザイン事業部門でクライアントのコンテンツ拡大の企画や WEB デザインの業務を経験した後、2019 年 2月からは、スクール事業部門に異動し、WEB デザインの中級講座の講師を務めるようになりました。「当時は、会社規模が今よりも小さく、研修の仕組みも整う前で不安でした。受講生は安くはないお金を払って、スキルを身につけようと学びに来てくれているので、絶対にできるようになって欲しいという想いを持って、講師業に邁進しました。子どもの頃から、友達が勉強で分からないところを教えていた記憶はありますが、当社で経験を重ねるうちに、教える面白さを感じられるようになり、より嚙み砕いて理解を促すサポートができるように成⻑できたと実感しています。また現在に至るまで、業界トップの卒業生約 3,500 名超えとスクール事業は勢いを持って拡大中ですが、私としては着実に、淡々と日々の業務を進めることで、日々少しずつできることが増えて、今ができているといった感覚ですね。」
様々な局面にも直面してきた濱本。乗り越えて来られたのは、日頃のコミュニケーションがあったからと話します。「スクール事業が倒産の危機に晒された時は大変でしたね。事業立て直しのために、事業の原点に立ち返るという方針のもと、校⻑の久保の右腕となって一緒に現場に入り、必死に講座を改善しました。同時に、入社したての新卒メンバーにスクール事業の説明から始まり、私自身も経験のないことを把握しながら指導や育成を行なっていくのが特に大変でした。でも、途中で投げ出したくはなかったんです。株式会社日本デザインという会社に今までの感謝があったから、離れることはなかった。会社が小さい分、経営陣との距離が近く、コミュニケーションが取りやすかったこと、同世代のメンバーも多く、ニックネームで呼び合うほど、仲が良かったのも大きかったです。入社してからを振り返ってみても、私にとって、特別な時だけでなく日常からのコミュニケーションが一番大事。一緒にご飯を食べたり、大変な仕事もコミュニケーションを取ることで楽しさを見出したりする、そういうことに面白さや価値があると思っています。今のリモート環境でも、そういったコミュニケーションの土台があるからこそ、スムーズな業務遂行と信頼関係が維持できているのだと思います。」
沖縄移住、完全リモートワークが実現するまで
今、立ち返ってみれば、当社は社員 26 名の中小企業だからこそ、一人ひとりの声が届きやすく、大企業にはない柔軟さで、濱本も会社も新しい挑戦のチャンスを得ることができたと言えます。もちろん沖縄移住による、完全リモートワークは、トントン拍子に話が決まったわけではなかったのですが、この規模の会社ならではのコミュニケーションの密度が、濱本と経営陣が何度も話し合いを容易にし、実現することができたと言えます。「沖縄に移住していた友人が、シェアハウスを運営するから来て欲しいと誘われたのがきっかけでした。ちょうどその時、私自身、年齢的にも今後を考える時期でしたし、仕事の現状を打破するために自分の働き方を変えたいと考えて、時々、久保に伝えている頃でした。友人からの話が後押しとなり、代表の大坪(以下、大坪)にも相談をしましたが、最初は、話し合いは難航していました。そこで、株式会社日本デザインで⻑く働き続けたい、そのための働き方を実現していきたいという気持ちを、真剣に何度も伝えました。都度、大坪も久保も向き合ってくれて、最終的に勤務時間などの条件を満たせば正社員のまま、完全リモートワークの許可が降りました。」
新しい挑戦から広がる、成⻑や変化、組織への影響
働き方を変えたいという想いから、沖縄移住×完全リモートワークを叶えた、濱本は沖縄で新しい人や価値観に触れて、多くのことを学び、自己成⻑をしている。そして、環境や働き方を変えたことで生まれた余裕を、会社にも還元してくれている。「沖縄に移住して来た時には、誘ってくれた友人を含めて、数人の知り合いのみでしたが、そこから地元の方々との繋がりが広がっていきました。また沖縄ではよく開催されている地元の飲食店でのヨガ教室に参加するなど、地域の方々との交流する機会も持っています。環境や働き方が刷新されたことで、私自身、下記のような様々な学びや変化がありました。
■大きな価値観の変化のきっかけとなった出会い
私と同じように移住してきた方々は、小さなお店を経営したり、家族で移住されていたり、自由で柔軟な発想や考え方で行動されているところがとても面白く、 “多様な生き方って、ありなんだ!”と気づくきっかけとなり、“こうでなければいけない”という凝り固まった価値観が自然と解れて行きました。
■周りからの反響
家族や会社の仲間から、“元気になったね”、“穏やかになったね”と言われます。自分でも自覚があり、移住前は余裕が全くなくて、会社の仲間のフォローができず回せていなかったことが、上手く回せるようになりました。会議ひとつ取っても、リモートかつ限られた時間で行うため、短時間でもしっかりと伝えるための努力や工夫をするようになりました。
■働き方の選択肢の提示
私のようにリモートワークを活用してどこにいても働くことができる姿を仲間に見せることで、ライフステージの変化があっても、選択肢があるということを見てもらえているのが良いのかなと思っています。
■本当に大事なものが明確になった
自分自身を大事にしたり、大事なものをより大事にしたりするようになりました。例えば、本当に気に入っているものだけを厳選して使ったり、東京に帰省した際の限られた時間で会いたいのは誰かをちゃんと考えたりするようになりしました。
“地⽅移住×完全リモートワーク”は、濱本⾃⾝の成⻑だけでなく、他メンバーへの新しい働き⽅のロールモデルとして社内で注⽬を集めています。中でも、ライフステージの変化(結婚、出産、育児、配偶者の転勤、介護等)とキャリアの両⽴といった、未来に訪れる可能性のある変化への不安を抱える若⼿⼥性社員にとっては、持続可能な働き⽅の好例となり、モチベーションの向上にも繋がっています。そして実際、配偶者の転勤により、完全リモートワークに挑戦する社員も登場しています。今後も、当社ならではの柔軟さやフットワークの軽さを活かした、より良い働き⽅を追求し、時代の変化にも対応していきます。そして、当社のヴィジョンに掲げる「⽣き⽅・働き⽅を幸せにし、より良い⽇本をデザインする」を実現してまいります。
株式会社⽇本デザインについて< https://japan-design.jp/ >
株式会社⽇本デザインは、「⽣き⽅・働き⽅を幸せにし、より良い⽇本をデザインする」をビジョンに掲げ、2013 年に創業いたしました。メイン事業である「ゼロイチ」では、未経験から45⽇から90⽇という短期間で稼げるITスキルを完全オンラインで提供し、ノマドワーク・在宅ワークができる副業・フリーランスの⽅を輩出するスクールの先駆けとなっています。個⼈がスキルを⾝につけ、職業選択の幅が広がることで、より良い⽇本の実現に貢献しています。
所在地 : 東京都豊島区東池袋1-35-3 池袋センタービル2F
設⽴ : 2013年2⽉18⽇
代表取締役 : ⼤坪拓摩
社員数 : 26名(2025年4⽉時点)
事業内容 : WEBマーケティング、WEBプロデュース、コンサルティング
WEBデザインスクール https://design-school.online/
WEBライティングスクール https://writer-college.jp/
映像編集スクール https://movie-academy.jp/
プログラミングスクール、写真スクールなど
飲⾷事業 「麒麟」
https://www.instagram.com/chukasoba.kirin/
整体事業 ⼥性向け「美容整体ラボ HANA 池袋店」
https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000733190/
その他実績等 : YouTubeチャンネル登録 : 7.5万⼈ Instagramフォロワー: 3.7万⼈ Xフォロワー : 7,000⼈
Pinterest ⽉間 100 万PV前後、⾃社サイト25万PV
出版書籍 :『【決定版】フリーランスビジネス⼤全 ゼロから⽉収 100 万円を達成する完全攻略ロードマップ』 ⼤坪拓摩・著 (2025/1/14 発売 ・ 出版社 KADOKAWA) 『⾒るだけでデザインセンスが⾝につく本』 株式会社⽇本デザイン・著、⼤坪拓摩・監修 (2022/6/21 発売 ・ 出版社 SBクリエイティブ)
メディア掲載 : TOKYO MX『エンジョイスキルアップ』、TBS『新情報︕7daysニュースキャスター』、TSCテレビ『必⾒︕ヒット商品研究所〜2024ベストヒット&ロングセラーのヒミツ︕〜』、としまテレビ『としまニュース』、TBS 『NEWS23 (電話恐怖症、取材協⼒)』WEB系メディア『社⻑の履歴書』『『ミライのお仕事』『The Leader』『⾥アプリ』 『Sus&Us』『FemtechPress』他多数
https://japan-design.jp/category/news/
株式会社日本デザイン