2024/07/03
アンティークと未来をつなぐ:SDGs時代のサステナブルな家具選び 創業1903年老舗家具屋4代目の新たな挑戦。30年後、日本人の10人に1人がアンティーク家具を使っている文化を作る。
SDGs(持続可能な開発目標)を意識した生活が求められる今、使い捨てをやめようとする意識が高まりつつありますが、日本の家具選びは真逆の傾向があります。昔は、嫁入り家具として親から持たされた桐箪笥を使い続けてきましたが、最近、若い人達の間では、見た目優先の安価な大量生産の家具を選ぶ傾向があります。
安価であるが故、引っ越しや生活環境の変化に伴い処分し、新たに購入する人が増えてきているのが事実です。半面、ヨーロッパではアンティーク家具を使う文化があります。自分が使った家具を子どもが使い、さらに孫が使う。良質な素材を使った家具は、100年経っても修復することで息を吹き返しアンティーク家具へとなっていく。
自分が使わなくなったものを次の人に譲り、修復し大切に使い続ける…そんな文化を日本でも作りたい!と、イギリスやフランスで買い付けたアンティーク家具を修復し、全国に販売するアンティークショップ「ハンドル」。歴史を紡ぐアンティーク家具の持つ価値や魅力を日本の人に伝え、使い捨てではなく、良質な家具を修復しながら使い続ける大切さ、そして、環境に優しいサステナブルな家具選びを選択肢の一つとして推奨します。
水野商品館株式会社