さくらほりきり人気No.1商品“きめこみパッチワーク”を採用する
福岡県北九州市の「デイサービス じりつ」
～ 利用者様の「新たなる生きがい」となった“きめこみ” ～

1977年創業の株式会社さくらほりきりは、初めて手芸をする方が作っても高い完成度に仕上がる和紙工芸や手芸キットを企画・デザイン・販売しています。誰もが手軽に取り組める点などが評価され、全国1万以上の介護施設やデイサービスのレクリエーションなどに採用頂いております。
今回は、当社人気No.1の商品“きめこみパッチワーク”を採用されている福岡県北九州市にある「デイサービス じりつ」をご紹介します。ある利用者様は、通所がきっかけで始めた“きめこみ”が「新たな生きがい」となっています。

福岡県北九州市にある「デイサービス じりつ」は、平成25年に全員が作業療法士という家族で立ち上げた施設で、今年10周年を迎えました。
当施設では、リハビリ専門職である作業療法士が利用者様から日常生活のお困りの事を聴取・評価し、アプローチを考えます。その上で、お一人お一人が生き生きと取り組める「作業」活動を支援します。絵手紙や臨床美術、手芸、刺し子、メタリックヤーンなど様々な「作業」を通して、利用者さまが心身ともに元気にじりつできることを目指しています。
「作業」を楽しみに通所される方が多く、施設内はいつも笑顔や会話、意欲に満ち溢れています。

当施設では、設立当初から“きめこみパッチワーク”を採用しています。代表が以前勤務していた精神科の作業療法では、頻繁にさくらほりきりのキットが使用されていて、“きめこみ”といえば“さくらほりきり”というくらい信頼を置いています。
当施設には、月〜土曜日まで1日に平均27名の方が通所され、その内の5〜6名が“きめこみ”に取り組んでいます。
右の写真に笑顔で映るAさん（左片麻痺）は、7〜8年前から当施設に通い始めたことがきっかけで“きめこみ”に出会いました。最初は小さな作品から始まり、少しずつ複雑な絵柄に挑戦、今では大作も出来るようになりました。おさえは重りを使いながら、片手で、ほとんどお一人で取り組まれています。
Aさんは、「病気をしたからこそ“きめこみ”に出会えた。今はこれをするのが一番好き。」と話され、ほとんど休むことなく“きめこみ”を楽しみに通所されています。障害を受け入れて前向きになれることは簡単ではないですが、施設としても目指すところです。きめこみを通してそれを実現されているAさんの姿はスタッフの励みにもなっています。

“きめこみ”を通して様々なコミュニケーションが生まれています。
ハサミで型通りに切ったり、材料を仕分けしたりなどの難しい部分はスタッフがサポートすることもあり、交流が生まれます。また、“きめこみ”をする方の周りには、作業を見て楽しむ方がいたり、得意な方が先生になって教えてあげたりと自然と会話が弾みます。さらに、目が見えにくいなどの理由でなかなか“きめこみ”をするのは難しいけれど作品を自宅に飾りたいという方にも、得意な方が率先してお手伝いするなど、“きめこみ”を軸にしたコミュニティが生まれています。

作業療法をするうえで大切なのは、「変わらずに続けてもらう」ことです。どうしても自宅にいると寝て過ごすことが多くなり、身体機能や認知機能は年々落ちていくことがほとんどです。しかし、当施設で「作業」をされている方は「楽しみ」を見つけ、それが「生きがい」となり、通所を続けてくれています。
中には、重い認知症の方でスタッフの名前は忘れても自分が作った作品は覚えていたり、10年間通所を続けている方は作品量が100個くらいになっていたりと、皆さんの意欲に驚かされます。
皆さん、さくらほりきりのチラシをいつも楽しみにしていて、来年の干支・辰がデザインされたものを見て「次はこれをやりたい！」と、意欲的にお話しされています。また、私たちスタッフも施設に“きめこみ”のストックを置くくらいさくらほりきりさんのファンです。
今後も一人でも多くの方に「作業」を通して元気になってほしい想いです。
【さくらほりきり 「きめこみパッチワーク」商品ページ　https://www.sakurahorikiri.co.jp/c/products/pk/pk001】

名称：株式会社さくらほりきり
所在地：〒111-0052　東京都台東区柳橋 1-25-3
代表取締役：堀切俊雄
事業内容：オリジナル手芸キットの企画・制作・販売
URL：https://www.sakurahorikiri.co.jp/corp/