プレスリリース集PRESS RELEASE

服の端切れや海洋ごみで制作したアート作品「piece of peace」を世界水泳福岡大会会場で7月14日(金)より公開

ユニクロは、福岡県出身のアーティスト・しばたみなみさんらと、服の端切れや海洋ごみを用いて、ア ート作品「piece of peace(ピースオブピース)」を共同制作しました。本作品は、ユニクロがナショナルスポンサーを務める「世界水泳選手権 2023 福岡大会」および「世界マスターズ水泳選手権 2023 九州大会」 の会場であるマリンメッセ福岡 A 館で、7 月 14 日(金)から 8 月 11 日(金)まで公開されます*。

*7 月 14 日(金)〜7 月 30 日(日)の期間は、競技観戦チケットをお持ちの方のみ、展示エリアにご入場いただけます。 8 月 2 日(水)〜8 月 11 日(金)までは、展示エリアが一般開放され、どなたでもご覧いただけます。

ユニクロが提供したジーンズなどの裾直しの端切れ等がアート作品に

作品に使用されている魚のアートピースは、2023 年 4 月 16 日にユニクロが実施したスポーツゴミ拾いイベント「スポ GOMI×UNIQLO×世界水泳福岡」のワークショップで制作されました。約 80 名の参加者が、世界水泳福岡大会の会場でもあるシーサイドももち海浜公園で回収した海洋ごみや、ユニクロが提供したジーンズなどの裾直しの端切れ、家庭から出た廃材などを用い、博多湾に住む魚をさまざまな素材、色、形で表現しています。また、それぞれのアートピースには、参加者の世界水泳大会に向けたメッセージがつづられています。ワークショップには、競泳金メダリストで、ユニクロドリームキャプテンを務める萩野公介氏もゲスト参加し、萩野さんが制作したアートピースの魚も、本作品の一部となって展示されます。

■作品コンセプト

世界をつなぐ「海」と生態系の基本となる「水」をイメージした青丸の漂着ネット、海洋汚染の要因にもなっているビニールシート、漂流でバラバラになったガラ袋を用いて、新たな形に再生しました。制作に関わった方々の一丸となった想いと、世界水泳に向けてのメッセージを漂着物に載せています。
 作品展示スペースは、「櫓(やぐら)」をイメージした三角柱と五角柱で構成されており、祭りの象徴としての意味合いも持っています。三角形は成功や繁栄を象徴するとともに、未来への希望や明るさを表し、五角形は万物の要素が結びつく形状であり、融合と調和が成功に導くことを象徴しています。

■作品概要

作品名:「piece of peace(ピースオブピース)」
共同制作:しばたみなみさん、スポGOMIイベント参加者約80名、株式会社ユニクロ
設計協力:KUBO DESIGN STUDIO、設営協力:Narihito Maeda

ユニクロは、「世界水泳選手権2023福岡大会」と「世界マスターズ水泳選手権2023九州大会」のナショナルスポンサーとして、1万人を超える関係者およびボランティアスタッフに大会公式ウェアを提供しています。また、大会を盛り上げるため、世界水泳2023公式Tシャツと公式トートバッグの販売、および大会マスコットの「シーライ」や「シャーニー」、大会エンブレムなどのスタンプを使ってオリジナルグッズがつくれるサービス「UTme!」を展開しています。公式ウェアや販売中のグッズの詳細は、「世界水泳2023×ユニクロ」特設サイトをご覧ください。https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/sekaisuiei-2023/

■しばたみなみさんプロフィール

福岡市出⾝、在住。設計士と両立しながら2013年より創作活動を始める。
2014年、単身ニューヨークに渡り個展、グループ展を開催。その後もドイツ、スペイン、オーストリア、京都、東京、直島(香川)にて制作を続け、2018年、地元福岡に作業場を構える。作業場がある福岡市今津でのビーチクリーンで受けた衝撃、海で起きているリアル、モノにもイノチがあることを伝えるべく「ゴミ」と呼ばれるモノを新しいイノチ(作品)に蘇らせるアートプロジェクト「ORINASU スクラップでビルド」に取り組む。海ゴミゼロアワード2021環境大臣賞を受賞。

ユニクロ

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