プレスリリース集PRESS RELEASE

現場の声をもとにブラッシュアップを続ける!
環境モニタリングシステム「Agriware[SL-ELTR01]」
〜農業・畜産業・インフラ監視など現場の声を活かした製品開発〜

モニタリングシステムの開発・設計を行うスマートロジック株式会社では、2013年から農業用モニタリングシステム「Agriware」(読み:アグリウェア)を開発・提供しております。このシステムは、現地の環境(温度、湿度、Co2、重量、土壌水分、土壌pFなど)をPC・スマートフォンでいつでもどこでも確認することができます。2022年9月には佐賀大学から箱罠監視システム構築の依頼を受け「Agriware[SL-ELTR01]」を開発。現在も、現場の声をもとに太陽光パネルの角度を変更するなどブラッシュアップを続けています。これまでも「Agriware」のセンサーは、現場の要望をもとに製品開発したものが多くあります。今後も当社は、農業や畜産業、インフラ監視など様々な現場の困っている声に耳を傾け、柔軟に対応して参ります。

【「Agriware[SL-ELTR01]」 現場の声をもとにブラッシュアップ】

当社は、設立以来一貫して、組み込み機器のファームウェアを中心に、ソフト/ハードの開発を請け負っております。その技術を生かし、以前から興味のあった農業に着目し、2013年から農業用モニタリングシステム「Agriware」を開発・提供しています。このシステムは、現地の環境(温度、湿度、Co2、重量、土壌水分、土壌p Fなど)をPC・スマートフォンでいつでもどこでも確認することができます。

2022年9月には、佐賀大学から「箱罠の動物捕獲状況を監視したい」、「通信コストがかからず、太陽電池を搭載しながらもコンパクトにして欲しい」という依頼を受け、低消費電力で小型の新製品「SL-ELTR01」を開発。現在も、現場の声をもとに、太陽光パネルの角度を変更するなどブラッシュアップを続けています。箱罠監視システムについては2024年度の本格運用を目指し、佐賀大学と共同で実証実験中です。「SL-ELTR01」は、既存製品とは異なり、本機のみで測定からデータ送信まで行うことが可能です。また、センサー部分の価格を除く本体価格が既存自社製品の4分の1ほどと、コストを抑えました。さらに、小型に設計(500mlペットボトルサイズ)したことから、場所を選ばず容易に設置できることが特徴で、農業関連の測定やインフラ監視など幅広い用途にお使いいただけます。「SL-ELTR01」公式ホームページ   https://www.smartlogic.jp/new_products/SL-ELTR01.html

【 現場の声から生まれたセンサー 】

「Agriware」は、現場の声をもとに製品開発することで、当社独自のセンサーが様々誕生しています。

■葉濡れセンサー / 石川県加賀市・梨園からの要望
「葉の濡れ具合を判断できるセンサーが欲しい」という依頼を受け開発。梨は葉に露が付き、濡れた状態が続くと病気になる恐れや、霜が降りる時期は霜害の恐れがあります。当センサーは、葉についた水分量を数値で表示し、霜害などの被害防止に役立ちます。

■土壌pF テンシオメータ / 北海道・トマト農家「近藤ふぁーむ」 からの要望(取材可能)
「トマトが土の中の水分を吸い上げる力を測りたい」という依頼を受け開発。適切なタイミングでの水やりが可能になり、収穫量や品質も向上したと好評です。また、一般的なテンシオメーターはアナログ表示が多い中、当メーターはデジタルでPCやスマホから確認できるので、広い農地でも現地へ行くことなく、一度にまとめて確認することが可能です。

■人感センサー / 北海道・メロン農家からの要望
倉庫に保管しているメロンの盗難被害に悩まれていて「人を検知するセンサーが欲しい」という依頼を受け開発。当センサーは赤外線で人体の熱を検出し、異変があった場合はすぐにメールなどでお知らせします。一般的な防犯カメラよりコストを抑えて設置することが可能です。

■微小風速/気流速センサー / 福島県・植物工場からの要望
一般的な風速計はサイズが大きく、植物工場の棚の中に設置できないため「コンパクトな風速計が欲しい」という依頼を受け開発。当センサーは、手のひらに収まるくらいの小型サイズに設計。植物の成長促進に欠かせない空気の循環があるか判断するのに役立っています。

■重量センサー / トマト農家からの要望
「トマトの苗や土、水分量など全てを含めた重さが分かるセンサーが欲しい」という依頼を受け開発。当センサーは、インフラの監視にも応用可能です。例えば、冬季の路面凍結に備えて道路脇に設置している凍結防止剤(融雪剤)などの残量を検知することもできます。

■アンモニアセンサー / 畜産業からの要望
「アンモニア濃度を検知するセンサーが欲しい」という依頼を受け開発。牛舎や豚舎内の衛生管理に役立っています。また、温湿度やCO2センサーを併せて活用していただくことで、動物の病気予防にもつながります。

■塩分濃度/ECセンサー / 琉球大学からの要望
「地下水の塩分濃度を測りたい」という依頼を受け開発。離島では貴重な水資源である淡水レンズの調査に当センサーを導入。淡水レンズとは、島や半島において海水を含む帯水層の上部に、密度差によってレンズ状に浮いている淡水のこと。離島の生活用水確保に役立っています。

今後も当社は、農業や畜産業、インフラ監視など
現場の困っている声に耳を傾け、柔軟に対応してまいります。

【 会社概要】

当社ではマスコミの方の取材お申込みを随時受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。

名称:スマートロジック株式会社
代表取締役:大山正巳
所在地:〒140-0001 東京都品川区北品川1-9-5 芝ビル4階
事業内容:IoT機器の開発・販売、ソフトウェア/ハードウェア等組込み機器の受託開発・設計
URL:https://www.smartlogic.jp/

スマートロジック株式会社

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