<発表のポイント>
・海洋プラスチック汚染の原因に、生活ごみの水域への投棄があります。
・カンボジア・トンレサップ湖の水上集落でプラスチックごみの分別収集システムを実装します。
・現地で分別推進チームを結成して教育するとともに、市民の啓発にも力を入れます。


◆概 要
 海洋プラスチック汚染の1つの原因として、アジア諸国から多くのプラスチックごみが海洋へ流出している事実があります。アジア最大の湖であるトンレサップ湖はカンボジア王国の中央にあり、百万人とも言われる低所得者の人々が水上に集落を作って暮らしています。そこにはごみの収集サービスが無いため、ごみは湖に捨てられています。

  国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区津島中、学長:槇野博史)の大学院環境生命科学研究科附属低炭素・廃棄物循環研究センターの藤原健史教授の研究室では、独立行政法人国際協力機構は技術協力(JICA)の草の根協力事業「カンボジア・トンレサップ湖における水上集落住民参画型プラスチック汚染対策」を立ち上げ、水上集落を対象にその地に適したプラスチックごみの分別回収システムを提案し、そのシステムを実装することを目的としています。