プレスリリース集PRESS RELEASE

愛情を注ぎ続けて10周年。ブランド『kissora』ワインと緑茶の搾りかすをリサイクルした“革製品”

~ 元野球少年!革製品に魅了された職人の熱い想い ~

 全国に600店舗以上のバッグおよびアクセサリーのショップを展開する株式会社サックスバーホールディングス。独自ブランド『kissora(キソラ)』が、2022年5月に10周年を迎えました。
 ブランドの背景には、モノを大切に長く使ってほしい、地球に優しいものづくりをしたいという元野球少年の想いがあります。弊社としては、ブランドへの想いと、『Kissora』の目指すこれからのモノづくりを多くの人に知っていただきたい考えです。

『kissora』10周年記念 第二弾 LEZZA BOTANICA(レッザボタニカ)シリーズ

ワイン×緑茶 かばんづくりにSDGsを
~搾りかす(廃棄物)をリサイクルし、地球環境に優しいモノづくりを目指しています~
 キソラでは、地球の環境に負荷をかけないエシカル商品の開発を進めています。キソラ製品の多くは、食の副産物で天然皮革を使用。その革のなかでも自然環境の維持に配慮した植物由来の成分を主として鞣(なめ)した革を中心に商品開発をしています。レッザボタニカは日本各地の食品ロス・廃棄物であるポマース(絞りかす)の存在に着目し、研究開発を重ね、再活用して作られた画期的なサスティナブルレザーです。

 キソラでは今回、ワインと緑茶、それぞれの絞りかすを鞣(なめ)す工程と染色に利用しています。緑茶は、株式会社伊藤園が開発した「茶殻染色剤」を製品作りに使用。「茶殻染色剤」は国産茶葉を原料とした、緑茶飲料の製造時に発生する茶殻を原料としています。
 緑茶成分に含まれるタンニン(カテキンなど)の働きにより、革製品の製造で不可欠な鞣し工程において原料皮の防腐性を高め、変形を押さえる鞣剤(じゅうざい)の役割も果たしています。

皮から革へ。欠かせない「鞣す(なめす)」という工程
 動物の皮は、柔軟性に富み非常に丈夫ですがそのまま使用するとすぐに腐敗し、乾燥すると板のように硬くなり柔軟性がなくなります。そのため、樹液や種々の薬品を使ってこの欠点を取り除くことを「鞣し(なめし)」と言います。鞣していない状態を「皮」、鞣したものを「革」と呼び区別します。
 バッグを作るためにはたくさんの革が必要となりますが、キソラの多くの製品に使用されている革は、食肉加工過程で生まれた副産物。天然皮革を使用しています。命をいただいているからこそ、動物素材を余すことなく利用した多少のキズやシミがある箇所も積極的に使用し、たいせつな命を無駄にしないように、熟練された職人が愛情を込めて製品作りを行っております。

すっぴんの革、見たことありますか?
 世の中に溢れる革製品。かばんやお財布、どれも素材の革に塗装を施し、きれいに色をのせているもの。革本来の姿は柔らかなベージュで優しい色合いをしています。すっぴんだからこそ、革の変化が分かる。使うほどに色合いが変化し、時間の経過を楽しむことができます。今回は10周年記念として、革本来のそのままの素材を使ったグローブも制作しました。

倉持 聡 Kuramochi Satoshi

生年月日:1986年8月8日生まれ
出身地:栃木県
趣味:野球(小学1年生~大学3年生)ポジションはキャッチャー / 釣り
自社で作成しているYou Tube『私たちかばん屋さん』シリーズ
倉持さんのプライベートが覗けると好評

 子どもの頃から、革製品やグローブやスパイクと共に人生を歩んできました。「とにかく道具を大事にしなさい」という言葉を、コーチから言われていたので、自然と革製品を長く大切に、革製品を扱う楽しさを味わっていました。レザークラフトが好きということもあり、サクッスバーホールディングスに入社。店舗スタッフから店長として経験を積み、11年ほど前に『kissora』の立ち上げに関わることに。革製品を扱う職人として、日々独学で学び続けています。(300円均一でかばんを買って、ほどいて縫い直すなど、ひたすら練習した過去も)

 お客様と関わるなかで、大事にしていることは、嘘をつかないこと。革製品を長年愛用されている方をがっかりさせないように、革の本質を丁寧に、そして正確に伝えることを心がけています。
 憧れの存在は一緒にブランドを立ち上げた秋月樹一郎さん。お互い野球をしていたので以前は、野球チームで一緒にピッチャーとキャッチャーとしてバッテリーを組んでいました。業界の先輩でもあり、革製品に関する知識の多くを教えてくれた尊敬する人です。今後もブランドを支えていくバッテリーとして奮闘し、より多くの人に『kissora』を知ってほしいです。

当社は、製品の企画から製造・卸売・販売まで手掛けるファッショングッズ業界のリーディングカンパニーとして、社会や地球環境への影響力の大きさを自覚し、積極的にサステナブルな取り組みを手掛ける所存です。

【会社概要】
名称:株式会社サックスバー ホールディングス
所在地:〒124-8558 東京都葛飾区新小岩1丁目48番地14号 第3デリカビル
代表取締役:木山 剛史
事業内容:グループ会社の経営管理及び不動産管理
URL:https://www.sacs-bar.co.jp/

株式会社サックスバー ホールディングス

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