プレスリリース集PRESS RELEASE

Z世代にものづくりの未来を考えてほしい 株式会社サックスバーホールディングス×上智大学経済学部 産学連携プロジェクトが始動

 全国に600店舗以上のバッグおよびアクセサリーのショップを展開する株式会社サックスバーホールディングス。革製品を大切に、世代を超えて長く愛される商品づくりを目指しています。2022年5月より、およそ半年間に及ぶ『産学連携プロジェクト』を始動。上智大学経済学部の教育活動の一環として、現在のビジネス環境における経営意思決定のプロセスの一端を経験する機会を学生に提供するプロジェクトです。弊社としては、ものづくりの製造現場における「技術者の高齢化や後継者不足の課題」や、「日本のバッグ・鞄業界にとっての経営課題」を分析し、Z世代の感性を取り入れながら将来に向けた「新たな姿」を再構築し、提言していきたい考えです。

【Z世代のカジュアル化 コロナ禍で変化した鞄業界の現状】

 『「現代用語の基礎知識」選 2021ユーキャン新語・流行語大賞』のトップテンに選出された「Z世代」(1990年代後半~2000年代に生まれた現在10~20代前半)は、令和時代の消費トレンドを牽引しているといわれています。昨今、コロナ禍によりフォーマルの場は大幅に減り、その在り方に対しての意識までも大きく変化しています。これまで生産してきたフォーマルな通勤鞄も、リモートワークの普及などにより需要が減少。消費者の求めるニーズも今後さらに多様化していくと考えられます。

【日本の鞄業界の課題を見直し “新しいものづくり”への再挑戦】

 今のZ世代が、日本の伝統文化・伝統技術をどのように見て、感じているのかを知ることで、若い感性と柔軟性を持つ学生たちが考えるアイディアが、株式会社サックスバーホールディングスの新たな鞄業界の創造や、当社の商品開発にとって、きっとプラスになると期待してプロジェクトを始動しています。生徒が自ら考えて、一からモノづくりを考える半年間の産学連携プロジェクト。日本のものづくり、バッグ・鞄業界は技術力の高さでは世界的にも定評を受けている一方で、低価格の輸入品に押されて関連企業の業績は必ずしも芳しくありません。
 さらに、製造の現場では「技術者の高齢化」や「後継者不足」などの課題にも直面しています。この状況のなかで、今後の日本バッグ・鞄業界にとっての経営課題を分析し、将来にむけた新たな姿を構想し、業界全体に提言することを目的としています。

プロジェクト:株式会社サックスバーホールディングス × 上智大学経済学部
~産学連携プロジェクト~「日本のものづくり再興の方策:新たなビジネスモデル提言」
▶▶商品企画から考える、ものづくりと業界の将来像

■参加者・進行方式
上智大学経済学部に所属している3年生以上の学生のうち、希望者が参加。所属する学科・ゼミナールなどを超えて混成チームを編成し、弊社とはじめとしたバッグ、鞄業界の関係者からのアドバイスを受けながら、分析・構成・提言に取り組む。

■商品企画案に盛り込む内容
・ターゲットとして想定する顧客セグメント
・製品(素材・デザイン・特徴・コスト)
・販売チャネル ・販売価格 ・プロモーション案
⇒提案が採用された場合、実際に商品化される可能性も

■前回の活動:7月15日(金)4限目
サックスバーとの共同ゼミナール 商品企画プレゼンテーションを行いました。
まずは商品企画を行い、皮革製バッグ、鞄の商品企画を行う
⇒日本の「ものづくり」の将来像を考える / バック・鞄業界の「新たな姿」を提案する

■今後のタイムスケジュール予定(秋学期)
10月初旬:日本の先駆的なモノづくりの現場視察
10月中旬:第二回サックスバーとの共同ゼミナール
10月下旬:日本・海外企業における先駆的なものづくりの現状についてWEB調査
11月中旬:東京下町の革バック製造工場の再見学ー現場での職人とのフリーディカッションー
11月下旬:最終報告書の作成・公表
12月初旬:上智大学、サックスバー共同開発のグッズ提案

当社は、製品の企画から製造・卸売・販売までを手掛けるファッショングッズ業界のリーディングカンパニーとして、社会や地球環境への影響力の大きさを自覚し、積極的にサステナブルな取り組みを手掛ける所存です。

【会社概要】

名称  :株式会社サックスバー ホールディングス
所在地 :〒124-8558 東京都葛飾区新小岩1丁目48番地14号 第3デリカビル
代表取締役:木山 剛史
事業内容:グループ会社の経営管理及び不動産管理
URL   :https://www.sacs-bar.co.jp/

株式会社サックスバー ホールディングス

この記事をシェアする

TOP