SDGsと私たち
SDGsでは、貧困や環境問題への対策はもちろん、働きがいやまちづくりもテーマとなっています。
一部の国・地域の問題ではなく、
日本で暮らす
一人ひとりが当事者。
そのため、ゴールの達成方法は
ボランティア活動だけではありません。
民間企業の普段の業務や個々人の生活を見直すことが求められているのです。
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GOAL 8
働きがいも
経済成長もGOAL 8
働きがいも 経済成長も
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GOAL 11
住み続けられる
まちづくりをGOAL 11
住み続けられるまちづくりを
一部地域でのボランティアだけでなく…
日本の企業も個人もプレイヤー!
具体的には何をすればいいの?
(一例)
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企業
- ゴミの分別・リサイクルを徹底する
- 産休・育休制度を整備する
- 全社員・家族が健康診断を行う
- テレワークなど多様な働き方を導入する
- 資格の取得を支援する
- 持続可能性に関する報告書を発行する
- ユニバーサルデザインを使用する
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個人
- 使っていない電源を切る
- エコな商品を使う
- 食べられる量だけ料理する
- エアコンの温度を抑えめにする
- マイバッグを使用する
- 使わない衣服や本を寄付する
- 差別や不平等には声を上げる
ちょっとしたことから始められます!
企業がSDGsに
取り組むメリットとは?
従来、企業の社会貢献などというと、“寄付や慈善事業を行う”という発想でした。しかしSDGsなどの取り組みでは、事業を通じて、“利益を上げながら世界を変える”という持続可能な取り組みになっています。また、企業がSDGsに取り組む具体的なメリットには、以下のようなことも挙げられます。
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経営方針の明確化
サステナブルな事業の繁栄における現状の課題がわかり、方針が明確になる。
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新規市場開拓、
事業機会創出自社の優位性に基づいた製品・サービスの開発により新しい可能性につながる。
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企業イメージの向上
企業価値向上により、投資家や消費者に新たなブランディングで訴求できる。
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社員のモチベーション向上
働きやすい環境づくりが進むことで、社員のやりがいが向上。
SDGsへの取り組みは
増えている
企業やさまざまな団体が、官民問わず、ときに連携しながらSDGsに取り組んでいます。中にはSDGsの実践そのものが事業となっているものもあり、そうして提供される製品・サービスは新たな市場を創出しています。
事例:1
環境に優しい製法の農作物をブランド化
- 農作物の製造過程で使用する重油を不要に
- クリーンな製造方法で栽培された
農作物としてブランド化
小売業の企業と農業団体等が連携
事例:2
開発途上国での古着リユースを
ビジネス化
- 古着を回収し、開発途上国に安価で販売
- 金銭を介在させることで持続性を担保し、
現地雇用を創出
リサイクル業の企業
事例:3
障がい者がつくるお菓子ブランドの展開
- 作業工程を単純化し、障がい者等が働ける
お菓子ブランドを展開 - 障がい者の雇用と商品への付加価値創出を実現
一般社団法人と職人やデパートが連携
もっと詳しく知るには
SDGsに関する17のゴールと169のターゲット及び指標(仮訳)を読むことができます。
「持続可能な開発のための2030アジェンダ」などのSDGsに関する各種資料や取組事例がまとめられています。
当サイトの「記事・コラム」や「SDGs事例」でもさまざまな情報を発信しています。SDGsでイノベーションをとお考えなら、必見です。