脱サラして長野の山間部に移住
南相木村・イチゴ農家の 1 日に密着!
〜 新規就農者でも安定した栽培を可能にした農業 DX 〜
モニタリングシステムの開発・設計を行うスマートロジック株式会社では、2013年から農業用モニタリングシステム「Agriware」(読み:アグリウェア)を開発・提供しております。このシステムは、現地の環境(温度、湿度、日射量など)をPC・スマートフォンでいつでもどこでも確認することができます。
今回は当システムを導入し、新規就農でも安定した栽培管理を実現している長野県南相木村の「大空夏いちご農園」をご紹介します。
農業 DX とは?
デジタル化により効率的な農業経営を行い、消費者が求める新しい価値を創造・提供すること。
農業の高齢化や食料自給率の低下などの課題解決につながると期待され、政府が推進している。
「大空夏いちご農園」
長野県南佐久郡南相木村は、人口 1,000 人の小さな村。
当農園は標高 1,350m の山間部にあり、冷涼な気候を活かして3棟のハウスで夏秋イチゴを栽培中。
(「食べチョク」https://www.tabechoku.com/producers/25635)
「大空夏いちご農園」代表 丸山英樹 氏 / 京都府出身 / 就農 3 年目
神戸大学大学院農学研究科を修了後、民間企業に 11 年間勤務。
脱サラ後、地域おこし協力隊として新規就農し、夏秋イチゴでの事業創出を目指している。
2020 年 先輩イチゴ農家のハウス内に「Agriware」を1年間設置し、イチゴ栽培に理想的な温度や湿度、日射量、土の温度などの環境データを観測。2021 年 4 月 自身のハウスに「Agriware」を移動させ、ハウス内を最適な環境で管理。通販サイトでは、イチゴの白い花も添えてお届けしている。甘みを十分に引き出した夏いちごは、消費者から好評。箱を開けた瞬間の見た目の可愛さと美味しさに、「孫が喜びのあまり歌って踊り出した!」や「甘みがあって美味しい」、「イチゴの花が可愛くて押し花にしました」など、喜びの声が寄せられている。
丸山氏の 1 日のスケジュール 〜イチゴ生育期間〜
6:30 起床
農家の朝にしてはゆっくり!?
~ 朝ゆっくり過ごせるのは「Agriware」のおかげ!いつでもどこでもハウス内の環境を確認できるので安心!~
朝食時、子どもの保育園の連絡帳を書きながらスマホでハウス内の温度チェックをするのが毎朝の日課!時期によっては朝から気温が高くなる日もあるので換気が必要。
7:00 ハウスへ移動
ハウス内の温度を改めてスマホで確認し調節。
正午まで管理作業(不要な葉や花を切り取る摘花・摘葉、農薬散布など)
水やり
12:00〜13:30 昼休憩 ハウス内でお弁当
18:00 頃まで 管理作業
この間もスマホで温度、土の温度、日射量などを確認。
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「Agriware」があれば、体感よりも厳密な環境管理が可能。
<温度管理の例>
14 時頃まで 最大でも 25 度以下
14 時以降〜16 時頃 15 度まで下げていく
16 時以降 15〜5 度に管理
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18:30 帰宅
スマホで随時ハウス内の環境を確認(1 日に 10〜20 回)
冷え込む夜は暖房が正常に作動しているかなど、ハウスに居なくても最低限の環境管理は可能なので柔軟に働ける!子どもが熱を出した時は、看病しながらスマホでハウス内をチェックすることも。
▶農業用モニタリングシステム「Agriware」の詳しい情報はこちらhttps://www.smartlogic.jp/agriware/feature/index.html
【会社概要】
会社概要】
名称 : スマートロジック株式会社 代表取締役 : 大山正巳
所在地 : 〒140-0001 東京都品川区北品川 1-9-5 芝ビル 4 階
URL : https://www.smartlogic.jp/
スマートロジック株式会社