プレスリリース集PRESS RELEASE

女子アナから経営者へ 地方局アナウンサーの可能性を広げ、 アナウンサーのセカンドキャリアと日本の「伝える力」に貢献
今年4月から出身大学での講義も開始

女性アナウンサーの多くが、結婚や出産、転職を機にキャリアの岐路に立たされます。華やかに見える職業の裏で、セカンドキャリアに悩む声は少なくありません。そんな課題を解決すべく、株式会社トークナビ(本社:東京都渋谷区)代表取締役 樋田かおりは、“伝える力”を活かした講師業・広報事業の新たな道を創造しています。 今年4月からは、樋田の出身大学でもある金城学院大学でアナウンス技術の講義も担当し、地方局出身アナウンサーの可能性を広げています。社内でもセカンドキャリアとして、講師業や広報事業といった新たな道を切り拓く女性アナウンサーが増えています。トークナビでは、今後も長く・安心して働ける環境を整え、すべての人のキャリアが継続的に広がっていく社会を実現したいと考えています。

【 アナウンサーのセカンドキャリア創出への想い 】

アナウンサーのセカンドキャリアについてきっかけとなったのは、自身が地方局の女子アナとして働いた経験と、その後のライフステージの変化によるキャリアの壁に直面したことでした。結婚や出産、夫の転勤などによって、これまで築いてきたキャリアを中断せざるを得ない状況に、多くの女性アナウンサーが悩み、孤立している現実を目の当たりにしました。 アナウンサーという職業は「話す」「伝える」という専門性の高いスキルを持ちながら、その経験が別の職業にうまくつながらないケースが少なくありません。また、育児や地方移住などによって、フルタイムの勤務や不規則な仕事が難しくなり、キャリアの選択肢が極端に狭まってしまうという問題もあります。こうした課題を解決し、「話す力」を活かせる新たな道をつくることができれば、アナウンサーに限らず、多くの女性たちが再び自信を持って社会で活躍できるのではないか。そんな想いから、アナウンサーのセカンドキャリアを支援しています。

【アナウンサーの可能性は大学の講師にも -今年4月金城学院大学での講義を開始-】

樋田の出身大学でもある金城学院大学(愛知県名古屋市)にて、今年4月から国際情報学部 国際情報学科31名にアナウンス技術の講義を行っています。地方局アナウンサーの経験を活かし、話し方や表現力を実践的に学び、自分の想いや意見をわかりやすく伝える力を養う講義を担当しています。

◆講義内容 (※一部抜粋)

コミュニケーションの重要性(第一印象、挨拶、立ち居振る舞い)
基本発声・滑舌・自己開示、早口言葉・アクセント 間の取り方・視線・ジェスチャー
実践(ニュース、天気予報) 自己PR、面接対策 インタビュー、質問の仕方
効果的なプレゼンテーション(文章構成、魅せ方)

◆受講生徒の声

「授業を通して、相手に効果的に情報を伝えるには「間」の使い方が重要だと学びました。一定のリズムで話すと単調に感じられ、聞き手の集中力が下がってしまいます。一方、強調したい部分では意識的に間をとり、情報量が少ない部分ではテンポよく話すことで、話にメリハリが生まれ、理解が深まると実感しました。実際に先生が話す際も、重要なポイントの前後に間を置くことで、内容がより印象に残りました。「間」は単なる沈黙ではなく、伝える力を高める大切な技術だと感じました。今後はこの学びを活かし、伝わる話し方を意識していきたいです。」

「内容を伝えるだけではなく、空気を作る話し方を学ぶことができました。アナウンスの内容や話す状況に応じて声のトーンや間を工夫することで、原稿を読み上げるだけではなくその空間を演出することもできることを実感しました。 動画などで自分の話し方を客観的に見ると、意識をしていても表現の差が思ったより出ていないこともあると感じました。練習を続けて空気を動かす話し方の感覚を身につけたいです。」

株式会社トークナビ 代表取締役 アナウンサー 樋田かおり Toida Kaori

―Profile―
生年月日:1985年6月27日 39歳 岐阜市出身
新卒で日本テレビ系列青森放送にアナウンサーとして入社。テレビ・ラジオの放送現場を経験し、28歳で独立。幼少期から人前で話すことが苦手だった自身の経験から、人の“伝える力”向上に貢献したいと、2015年に起業。 「声で、未来を変える」をビジョンに、アナウンサーを講師とする研修事業や、アナウンサーが中小企業の顔となって広報活動を行う「女子アナ広報室」などの事業を行う。 結婚や出産で離職した女性アナウンサーのセカンドキャリアをつくることに尽力し、全国各地に約70名のアナウンサーを抱えるユニークな企業に成長させた。

【著書】
・『社長の伝え方には会社を変える力がある』(青春出版社)
・『人見知りアナウンサーに学ぶドキドキに負けない話し方』(文響社)
【連載】
・中間管理職のビジネスマナー(Web「オフィスのミカタ」)他

【 アナウンサーがスキルを活かして講師に 】 ―キッズ向けアナウンサー教室―

◆川手耀アナウンサー(元NHK長野放送局キャスター)
小学生向けのアナウンサー体験教室の講師を担当しています。「伝える力」「話す楽しさ」「言葉の魅力」といった話し方のスキルや、「やろうと思えばできる!」「勇気がわく」など気持ちを子供に感じてもらうことを目的としています。 今後の目標は、「自分の可能性を広げる」こと。まだまだ経験も少なく未熟なので、これまでの経験を活かすのもそうですが、新たなことにもどんどんチャレンジし、できることを増やしていきたいです。 トークナビは、“チャレンジしたい”という気持ちに対して、しっかりと応えてくれる環境が整っていると感じています。

【 今後の展望 】

「伝える力」は身に着けられれば誰もが武器にできる力です。生まれもった才能ではなく、誰でも磨き、武器にすることができれば、社会で役立つことができると思っています。 しかし現代の日本社会には、特に女性のキャリア形成において大きな壁が存在しています。時短勤務制度が実質的に「3歳まで」で打ち切られ、それを過ぎると企業側も働き続けることを難しくする――。こうした構造が、優秀な女性たちのキャリアを途中で断ち切ってしまっているのが現状です。 トークナビは、女性がライフステージに関係なく、長く・安心して働ける環境づくりを目指しています。柔軟な働き方、スキルアップの機会、そして「伝える力」を武器に自信を持って働ける文化を育むことで、すべての人のキャリアが継続的に広がっていく社会を実現したいと考えています。

【 会社概要 】

名称 : 株式会社トークナビ
所在地 : 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス17F
代表取締役 : 樋田かおり
事業内容 : 広報代行事業/研修事業・講演会・セミナー企画、運営 /司会者キャスティング事業/人材コンサルティング
URL : https://talknavi.co.jp/

【女子アナ広報室】

現役アナウンサーが貴社専属広報に!
伝えるプロである女子アナの視点を活かして、広報代行を行っています。
これまでに 2,100 件以上のメディア掲載実績があり、多くの企業から高評価を得ています。

株式会社トークナビ

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