植林・育林専門ベンチャーのGREEN FORESTERSがKDDIの支援を受け、自然資本・生物多様性に配慮した森づくりを実施
株式会社GREEN FORESTERSは、KDDI株式会社からの支援を受けて、生物多様性や水資源などの総称である自然資本の保全に配慮した森づくりを開始しましたので、お知らせいたします。
日本では、長期的な木材価格の下落と低迷、植林・育林を行う人材不足等により、スギ・ヒノキを中心とした人工林において、伐採後の植林面積は3~4割程度にとどまっています(※1)。また、植えられている部分においても、92%がスギ・ヒノキ等の再造林となっており(※2)、水源涵養機能や生物多様性保全等、森林が持つ”自然資本”としての価値に期待が高まっている中、その価値が十分に発揮できていない状況になっています。
株式会社GREEN FORESTERS(代表取締役:中井照大郎、以下「GREEN FORESTERS」)は、全国展開を目指す植林・育林専門ベンチャーとして、働き方改革やテクノロジー活用によって植林・育林人材不足の解消を図るとともに、広葉樹の混植や実生を活用した天然更新など「自然資本・生物多様性に配慮した森づくり」の実証を進め、森林の自然資本としての価値向上を目指しています。
このたび、KDDI株式会社(代表取締役社長CEO:髙橋誠、以下「KDDI」)からの支援を受け、新潟県村上市において「自然資本・生物多様性に配慮した森づくり」として、約0.9haの植林作業が完了しました。今後も継続的にともに森づくりを行い、豊かな地球を未来へつないでいきます。
KDDIは、KDDI Green Digital Solution(※3)の売上の一部を当該植林費用として支援することで、中長期環境保全計画「KDDI GREEN PLAN(※4)」の重点課題である生物多様性の保全や、カーボンニュートラルの実現を目指します。
※1:令和5年度「森林・林業白書」
※2:令和5年度「森林・林業白書」のデータを元に当社にて算定
※3:https://newsroom.kddi.com/news/detail/kddi_pr-975.html
※4:https://www.kddi.com/corporate/sustainability/efforts-environment/#a03
株式会社GREEN FORESTERS