2024/01/30
コスモ石油とアイ’エムセップ、溶融塩電解技術を用いたCO₂の有価物変換(CCU)に向けた共同検討に関する基本合意書を締結
コスモ石油株式会社(代表取締役社長:鈴⽊ 康公、以下「コスモ石油」)とアイ’エムセップ株式会社(代表取締役社長 黒田 孝二、以下「アイ’エムセップ」)は、アイ’エムセップが持つ溶融塩電気化学プロセス技術(以下「溶融塩電解技術」)を用いたCO₂の有価物変換(Carbon dioxide Capture and Utilization、以下「CCU」) 技術について、プロセスの基礎評価を共同検討する旨の基本合意書を締結したことをお知らせいたします。
溶融塩電解技術は熱分解よりも低い温度で、電気エネルギーだけでCO₂を固体炭素材料(C)に変換することができます。従来、固体炭素材料は主に石炭などの化石燃料から作られてきましたが、CO₂を資源化し、代替原料として利用することでよりクリーンな炭素材料を提供できることに加え、大気に排出されるCO₂を炭素として固定化することでCO₂削減にも繋がり、CCU技術を用いたカーボンネットゼロ社会の実現に貢献できます。
COSMO
掲載元:PR TIMES