プレスリリース集PRESS RELEASE

インドの児童売買問題解決のためのキノコ栽培支援を開始【NPO法人結び手】

NPO法人結び手が、インド・ビハール州で児童売買撲滅を目的としたキノコ栽培事業を10月より開始しました。経済的な困難に直面している家庭に安定した収入源を提供することで、人身売買防止へ繋げます。

・インド・ビハール州における児童労働問題の実情

 インドのビハール州は、深刻な児童労働問題に直面している地域の一つです。特に低カーストの家庭では、安定した収入源の欠如に、女児蔑視やカースト差別等の価値観的な要因も合わさり、多くの家族が極端な貧困の中で子どもたちを売るという悲痛な選択を迫られています。
 売買された子供たちは、未知の土地で物乞い、農業、家事、または性風俗などの分野で強制労働に従事させられ、教育を受ける機会を失い、健康や安全が脅かされています。さらに、幼いころから教育を受けずに労働力として搾取された子ども達は、将来も不当に低い賃金で働かされるなど、社会的および経済的に不利な立場に置かれ、貧困のループに陥ってしまっているのが現状です。

NPO法人結び手

掲載元:PR TIMES

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