プレスリリース集PRESS RELEASE

舶用水素燃料電池システムを国内初の水素・バイオ燃料のハイブリッド旅客船向けに初出荷

ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーパワーテクノロジー株式会社(以下、ヤンマーPT)は、2023年8月に商品化した舶用水素燃料電池システムを商船三井グループなどが出資する株式会社MOTENA-Sea(モテナシー)の旅客船HANARIA(ハナリア、以下、本船)」向けに初出荷しました。

本船は、水素とバイオディーゼルを使ったカーボンニュートラルを実現する日本初のハイブリッド型旅客船で、発電した電気でプロペラを回す電気推進システムを採用しています。本船には、2台の水素燃料電池・蓄電池・発電機関・電力制御・推進機器・遠隔監視など、ヤンマーPTが統合設計(システムインテグレート)したパワーシステムが搭載されています。
また、水素燃料電池システムと蓄電池のみでの運航ではゼロエミッション化を実現するとともに、動力源の振動や騒音を大幅に低減し、排気ガスの臭いが無い、快適な船内環境の実現に貢献します。
なお、本船の建造は公益財団法人 日本財団が行う「日本財団ゼロエミッション船プロジェクト」に採択され実施されています。

ヤンマーホールディングス株式会社

掲載元:PR TIMES

この記事をシェアする

TOP