プレスリリース集PRESS RELEASE

サンシャイン水族館SDGsWeek~生き物のつながり×食~

 サンシャイン水族館(東京・池袋、館長:丸山 克志)は、SDGs週間※に合わせ、私たちがSDGsを達成するために何ができるかを改めて考えるきっかけづくりのため、サスティナブルな取り組みや活動を発信するとともに、海のSDGs課題に目を向けるイベント「サンシャイン水族館SDGsWeeK~生き物のつながり×食~」を9月23日(土)~9月30日(土)の期間で開催します。
 開催期間中は、国内の自然界で実際に起きている課題の一つとして、磯焼け問題に取り組む富山県氷見市の「ウニとやさいクルプロジェクト」活動の紹介や、実際に富山県の富山湾で駆除されたウニを展示するほか、海の課題をイラストにして館内展示を行い、環境問題などを分かりやすく解説します。そのほかにもお子さまを対象とした特別イベントとして、食をテーマにしたトークイベントと水族館バックヤードツアーを実施。キッズアーティストの村方乃々佳(むらかた ののか)ちゃんが参加し、SDGsを一緒に楽しく学ぶことができます。
※SDGs週間…SDGsが採択された9月25日(GLOBAL GOALS DAY)を含む毎年9月末の約1週間のこと。SDGsへの意識を高め、行動を起こすきっかけづくりのため、世界中でイベントが開催される。

アクアポニックス水槽の紹介

 サンシャイン水族館内では、5月25日(木)からアクアポニックス水槽の展示を開始しました。本水槽では数種類の淡水魚を飼育・展示しながら、同水槽の上部にてレタスなどの野菜を水耕栽培し、水の循環を通じて、自然の摂理や生き物同士の繋がりを視覚的に学ぶことが出来ます。本水槽で栽培された野菜は、爬虫類など飼育生物のエサとして利用するほか、バックヤードで主にエサ用として飼育されている昆虫へのエサとしても利用していきます。
 9月23日(土)・24日(日)の各日10:00~11:00/16:00~17:00にアクアポニックス水槽前に解説員が立ち、アクアポニックスについて解説します。

●サンシャイン水族館のアクアポニックスに関する取組について今まで配信したニュースリリースはこちら
・“アクアポニックス”の技術確立を目的とした共同プロジェクト「アクアリウムファーム東京」スタート(2022.11.2配信)
https://onl.sc/p1eSHQ2
・サンシャイン水族館でアクアポニックス水槽展示開始 (2023.5.26配信)
https://onl.sc/6nfEnH6

※アクアポニックスとは…
水耕栽培と水産養殖を掛け合わせた循環型の農法の一種。水槽で飼育される魚の排泄物を水中の微生物が分解し、それらを植物が栄養として吸収することで、 浄化された水が再び水槽へと戻る、いわば“自然界の縮図”といえる資源循環の仕組みを利用する、環境配慮に優れた次世代の農法。
2025年に開催される大阪・関西万博でも設置が予定されており、注目を集めています。

「ウニとやさいクルプロジェクト」紹介

全国各地で起きている“磯焼け”というウニなどが海藻を食べつくし、漁場が荒れてしまう問題に対し、富山県氷見市では富山湾で通常駆除されるウニに、地元の廃棄される野菜をエサとして与え、ウニを商品化する取り組み「ウニとやさいクルプロジェクト」活動を地元高校生が中心になって行っています。地域の農家、学生、漁業組合などが連携し、一体となり取り組む例は、環境問題解決の重要なヒントになるはずです。

今回、この取り組みの紹介と実際に駆除・畜養されたウニを展示します。

海の課題イラストの展示

海の課題を分かりやすく表現するためイラストレーターのずかんくんが描いた絵を解説とともに掲示します。

■ずかんくんプロフィール
サイエンス・イラストレーター。海の生き物をモチーフに手描きの手法と専門家とのコラボレーションを 得意とし、作品製作&発信活動を行っている。

株式会社サンシャインシティ

池袋の大型複合施設サンシャインシティを管理・運営している会社。サンシャインシティは1978年にオープンし、現在も例年3,000万人ものお客様をお迎えしています。これまで培ってきた「ソフトを活かした空間づくりやプロデュース」によるディベロップメント力を最大限に活かし、「なんか面白いこと」を地域と社会に提供します。

https://sunshinecity.jp/

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