プレスリリース集PRESS RELEASE

DIC、絶滅危惧種スイゼンジノリの生育環境保全と食文化継承のための支援を開始

ー「サクラン®」を通じて地域の持続的発展に貢献 ー

DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:猪野薫、以下「当社」)は、グループ会社でスイゼンジノリ由来多糖類「サクラン®」*¹の製造販売を行うグリーンサイエンス・マテリアル株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役:田中一義、以下「GSM社」)と、絶滅危惧種の藍藻類であるスイゼンジノリの生育環境保全と食文化継承のための支援を開始したことをお知らせします。

スイゼンジノリは、九州にある阿蘇山系の清澄な湧水にのみ生息する日本固有の藍藻類で、黄金川(福岡県)や江津湖(熊本県)で収穫されてきました。江戸時代には高級食材として幕府に献上され、秋月藩(福岡県)や細川藩(熊本県)の財政を支えるなど、地域の伝統食材として親しまれています。しかし、近年は気候変動などによる阿蘇山系の水環境の変化が影響し、その収穫量は年々減少傾向にあり、現在絶滅危惧種に指定されています。そのため、地域の方や水前寺のりくまもとの会、江津湖研究会を中心に水環境の保全活動が行われています。

DIC株式会社

掲載元:PR TIMES

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