スタンデージが株式会社愛亀とともに経済産業省の現地社会課題対応型FS補助金に採択 西アフリカ道路維持補修調査事業を実施
ガーナ・ナイジェリアに道路維持補修用資材提供でインフラ改善と経済発展を加速
デジタル貿易プラットフォームの開発・提供を手がける株式会社STANDAGE(東京都港区、代表取締役社長:足立彰紀、以下スタンデージ)は、道路の舗装を主な事業とし、アスファルト合材製造、建材販売、技術試験業務などを手がける株式会社愛亀(愛媛県松山市、CEO:西山周、以下愛亀)とともに、「西アフリカ(ガーナ、ナイジェリア)における道路維持補修の適時化と道路維持補修用資材【エクセル・パッチ】製造の可能性調査事業」(以下、本案件)において、経済産業省が募集する令和4年度補正現地社会課題対応型FS補助金の委嘱先として選定されました。本案件は今後成長が期待される西アフリカ地域で課題視される道路インフラについて、維持補修に向けた調査や技術提供、製品製造およびその後の市場展開をスタンデージと愛亀が担い、こうした役務に対し経済産業省が費用の提供を行うものです。
■背景
「西アフリカ成長リングマスタープラン(MP)」に示されるように、西アフリカの道路インフラは今後も成長が期待されています。一方、既設および新設の道路の劣化は進んでいくため、舗装道路が増えるにつれ、維持補修の重要性も増していきます。
「開発協力方針」によると、ガーナは西アフリカ地域の交通のハブとなることを目標に港湾の整備や幹線道路の拡充を進めるなど、インフラ開発等に積極的に取り組んでいます。また、ナイジェリアはアフリカ最大級の経済・人口規模を持ち、MPにおける東端の重要地点を担うこととなります。
しかしながら、既存道路の維持補修は追いついていないのが現状で、現地補修工法は安価ではあるものの、アスファルトプラントとの距離制限があるなど課題を抱えています。中長期的な目線で考えれば正式な補修材への移行が必要であり、簡易かつ安価な補修製品が求められています。
株式会社STANDAGE