JAPAN BIOMASS POWER が廃食用油対応発電機「B800P」を開発。日本取引所グループが目標とするカーボン・ニュートラルの実現を支援するソリューションとして稼働予定
JAPAN BIOMASS POWER 株式会社(本社:東京都港区港南、代表取締役社⻑:廣⽥ 耕 一、以下「JBP」という)は、北越工業株式会社(東証第 1 部:6364、本社:新潟県燕市、 代表取締役社⻑:寺尾 正義、以下「北越工業」という)の発電機を基に JBP 特別仕様発電機「B800P」を開発し、この度、廃食用油(※1)の再生エネルギー化を実現可能とすることをお知らせいたします。
廃食用油を発電燃料に再利用(リサイクル)する廃食用油対応発電機「B800P」の活用は、天然資源の消費を抑制し(リデュース)、環境への負担をできる限り軽減させ、脱炭素を実現する循環型脱炭素社会を目指すサステナビリティ重点課題への取組みとなります。
株式会社日本取引所グループ (東証第1 部:8697、本社:東京都中央区、取締役 兼 代表執行役グループCEO:清⽥ 瞭、以下「JPX」という)は、「2024 年度までに JPX グループ全体で消費する電力の 100%を再生可能エネルギー(※2)に切り替え、同時期までに JPXグループ全体でのカーボン・ニュートラル達成を目指す」ことを公表(2021 年7 月28 日発表)し、第一弾として、2021 年度秋より本社を置く東京証券取引所ビルの電力契約について、RE100(※3)に対応した電力メニューに切り替えました(2021 年10 月1 日発表)。
本プロジェクト(第二弾)で2022 年度に埼玉で稼働予定の廃食用油発電所は、JPX グループが保有し、地域で排出された廃食用油を収集し精製するサポートを全国油脂事業協同組合連合会(会⻑:髙橋 康寿)が担います。
JBP は、二次資源(リサイクル資源)であるバイオマス(※4)由来の廃食用油を利用した発電施設を設計・開発および発電事業を組成し、クリーンなエネルギーを供給することで、世界のエネルギー問題に取り組んでおります。
※1:廃食用油
大豆油や菜種油等の使用後廃棄された油。再生利用のできる二次資源。
※2:再生可能エネルギー
太陽光、風力、水力、地熱、太陽熱、大気中の熱その他の自然界に存する熱、バイオマスが規定されており、エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律でエネルギー源として永続的に利用することができると認められるもの。
※3:「RE100」再生可能エネルギー比率 100%を目標に掲げる企業のイニシアティブで、国際環境 NGO の The Climate Group が主催。
※4:バイオマス
生物由来の資源
■会社概要
JAPAN BIOMASS POWER 株式会社( JAPAN BIOMASS POWER Co.,Ltd. )
代表取締役社⻑ 廣⽥ 耕一
設 立 2020 年10 月19 日
事 業 内 容 発電機の販売及びメンテナンス作業・オイル供給
https://japanbiomass.co.jp/
株式会社日本取引所グループ(東京証券取引所 第1 部上場、証券コード:8697)
取締役 兼 代表執行役グループCEO 清⽥ 瞭
設 立 2013 年1 月1 日
事 業 内 容 東京証券取引所、大阪取引所等を傘下に持つ持株会社
https://www.jpx.co.jp/corporate/
北越工業株式会社(東京証券取引所 第1 部上場、証券コード:6364)
代表取締役社⻑ 寺尾 正義
設 立 1938 年 5 月 15 日
事 業 内 容 エンジンコンプレッサ、モータコンプレッサ、エンジン発電機、高所作業車、ミニバックホー、エンジン溶接機の製造・販売
https://www.airman.co.jp/
全国油脂事業協同組合連合会
会⻑:髙橋 康寿
設 立 2000 年6 月(平成12 年)
事 業 内 容 唯一の全国団体として、UC オイルの適正処理・リサイクルを推進するための広報活動や、組合員や関連事業者への情報提供など広報活動
https://zenyuren.or.jp/
JAPAN BIOMASS POWER株式会社
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