プレスリリース集PRESS RELEASE

TBM、PALTACと協働し、エコマーク認定の再生プラスチックを50 %以上配合したCirculeX製のごみ袋を販売開始

スーパーやホームセンター、ドラッグストアなど全国の小売店が採用

株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山﨑敦義、以下TBM)は、化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業を行う株式会社PALTAC(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:糟谷 誠一)と協働し、再生プラスチックを50 %以上配合したCirculeX製のごみ袋(製品名:使えば使うほど世界のプラごみを減らせるゴミ袋)を販売開始したことをお知らせいたします。


TBMは、2020年7月に世界全体で高まる再生材料のニーズに応え、使用済みのLIMEXや廃プラスチックを適切に再生利用するため、再生材料を50%以上含む素材「CirculeX(サーキュレックス)」を立ち上げました。本ごみ袋は、CirculeXごみ袋シリーズの第二弾として、「生産」から「廃棄」にわたるライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられるエコマーク認定を取得しました。10月下旬より全国のスーパーマーケット、ホームセンター、ドラッグストアなど全国の小売店での販売を予定しております。
今後、TBMはCirculeX を使用した包装資材や物流資材、建築資材など、外部パートナーと連携して幅広い領域で製品開発を進めていきます。

■ 背景

世界では約63億トンの廃プラスチックが廃棄されており、そのうち79%は埋め立て、もしくは自然環境に流出していると言われています*1。本製品の生産国及び原料調達元であるタイでは、プラスチックのリサイクルが進まない現状を踏まえて、2018年に「プラスチックごみ管理に関するロードマップ2018-2030」(Thailand’s Roadmap on Plastic Waste Management 2018-2030)を策定し、2022年までにレジ袋、発泡スチロール製の食品容器、使い捨てのプラスチック製コップやストローなどの完全廃止を目指し、段階的にプラスチック使用量を削減する目標を公表しました。また日本では、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案」が2021年6月に可決され、特定のプラスチック製品の有料化や、市区町村、排出事業者による分別収集、再製品化が検討されており、国内外でプラスチックの資源循環が求められています。
*1 Geyer, R., Jambeck, J. R., & Law, K. L. (2017). Production, use, and fate of all plastics ever made

■ 製品概要・特徴

日本のごみ袋は年間約20万トン*2以上消費されており、その多くはバージン材(非再生材)で作られているため、再生プラスチックを50 %以上配合した本製品の使用により、廃プラスチックの量を削減することが可能です。また、本製品は一般的なごみ袋と比較して、CO2 を含む温室効果ガスの排出量の抑制も可能であり、海外製でありながら原料証明によるトレーサビリティが確保されており、エコマークの認証を取得しています。価格は一般的なごみ袋と同等で、環境性と経済性の両立を実用化しています。
*2 富士キメラ総研 2020年 プラスチックフィルム・シートの現状と将来展望

製品名:「使えば使うほど世界のプラごみを減らせるゴミ袋」

    (再生材料でつくったポリ袋)
製造地: タイ
種類 : 容量別 3種
1. 30L(500×700 mm /20枚) 希望小売価格:198円
2. 45L(650×800 mm /20枚) 希望小売価格:228円
3. 30号(260×140×480 mm /50枚)希望小売価格:198円

■ 株式会社TBM

代表取締役CEO 山﨑敦義
本社 東京都千代田区有楽町1-2-2 15F
設立 2011 年
資本金 234億2,993万円(資本準備金含む)/ 2021年7月時点
事業内容 環境配慮型の素材開発及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等
URL https://tb-m.com/


・2013年 経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択
・2014年 国内特許を取得し、現在、日中米欧を含む40か国以上で登録。その他100件以上の特許出願を実施
・2015年 宮城県白石市に年産 6,000トンの LIMEX を製造する第一プラントを建設
・2015年 経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(製造業等立地支援事業)」に採択
・2016年 米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞
・2018年 COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加
・2019年 軽井沢で開催された「G20イノベーション展」に出展。G20大阪サミット2019の会場での運営品としてLIMEX製品が採用
・2019年 中国・河南省、モンゴルでのLIMEX事業化に向けた基本合意を締結
・2019年 代表取締役CEOの山﨑敦義が、「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2019 ジャパン」
・Exceptional Growth 部門「大賞」を受賞
・2020年 使用済みプラスチックなどの再生材料を50%以上含む素材「CirculeX(サーキュレックス)」を発表
・2020年 100%再生可能エネルギーの電力を LIMEX の生産拠点に導入
・2020年 BtoC 向けのEC事業「ZAIMA」を開始
・2021年  宮城県多賀城市に年産23,000トンのLIMEXを製造する第二プラントを建設
・2021年  韓国財閥のSKグループと135億円の資本業務提携を合意

*本リリースに記載された会社名及び商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本リリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

TBM

掲載元:PR TIMES
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