１０の事業展開でSDGsに取り組むプロラボホールディングス
“インナービューティ”で人類の健康寿命延伸に貢献を
～無農薬ファーム事業から女性の活躍を推進するフェムテック事業まで～

当社では、カラダの内側から美を追求する“インナービューティ（内面美容）”をコンセプトに、インナービューティ商品の開発を行う「エステプロ・ラボ」ブランドの展開や、無農薬ファームの運営、生理や妊娠といった女性の性の問題をテクノロジーで解決するフェムテックの啓もう活動など、１０の事業を展開しています。こうした事業はすべて、インナービューティを入り口に、人類の健康寿命の延伸に貢献することを理念に展開しており、当社における企業活動全体が、「すべての人に福祉と健康を」という政府の掲げるSDGsの目標に貢献する取り組みになっています。

1．インナービューティに特化した商品の開発・販売
“インナービューティ”とは、食事を通して内側から健康なカラダづくりを目指すことです。腸内環境が改善することで免疫力や代謝がアップし、基礎体温が上昇したり、肌や髪にハリツヤが出たりと様々な健康効果が期待できます。
　「腸にやさしい18のフリーポリシー」を掲げて開発される商品は、大学や医療機関などと連携して科学的な臨床データ、エビデンスデータを取得しており、メジャーリーガーの前田健太選手をはじめ、健康管理が必須である多くのアスリートに愛用されています。東京パラリンピック卓球日本代表を務めた岩渕幸洋選手に商品提供を行うなどのサポートを行っています。

2．微生物活型サスティナブル農法によるファーム事業
“いいカラダはいい野菜から作られる。いい野菜はいい土から作られる。”インナービューティを語るうえで「農業」は欠かせないキーワードです。そこで当社では、石川県金沢市の農園とタッグを組み、2020年から無農薬野菜を栽培するファーム事業を開始しました。
　腸内細菌と同様に、土の中にも微生物が存在しており、野菜に栄養を運んだり病原菌から野菜を守っています。しかし、農薬を使用すると多くの微生物は生きられず、野菜の栄養素は低下してしまいます。「プロラボファーム」では、農薬を一切使用せず微生物が生き生きとした土壌環境を大切にしています。人の健康や環境への悪影響を最小限に抑え、持続可能な消費と生産の実現、また自然の保護を目的としています。

３．フェムテックの普及活動
当社では昨年末より、生理や妊娠といった女性特有の性の悩みをテクノロジーで解決するフェムテック事業に取り組んでいます。厚生労働省が定める厳しい基準をクリアした、膣内を洗浄する管理医療機器「フェムクリア」を開発。また、女性特有のカラダの機能や専門知識を学ぶ「フェムテックマイスター」の資格を立ちあげました。
　社員の7割以上が女性。そのため女性管理職も多く、産休・育休からも復帰しやすい職場環境を整えるなど、女性が生き生きと働くことができる職場づくりに努めています。女性の活躍を推進する当社だからこそ、フェムテックを通してすべての女性の人生をより豊かにしていくお手伝いができればと考えています。今後もフェムテックの啓もう活動に努めてまいります。

　当社では2020年から、一般社団法人ノハム協会が定めている、SDGsに取り組む企業を認証する「ノハム認証」を2年連続で取得しています。こうした認証を取得し、改めて当社の取り組みを“見える化”し、社員やお客様に向けて発信していくことで、さらにSDGsに対する意識が高まることになりました。当社では今後もSDGs貢献企業として事業規模を拡大していき、人々の健康寿命延伸を後押しする世界一の総合ウェルネス企業を目指してまいります。