オリジナルなヴィーガンメニューのために
個性を生かした人材育成
入社半年の社員考案 お弁当プロモーションが好評

　ここ数年、健康意識の高まりや環境問題に対する配慮からヴィーガンが注目され、認知も広がりました。とはいえまだヴィーガンメニューを提供するお店の数は少なく、日本ではヴィーガンの人にとっては食の選択肢がかなり少ない状況です。
　食の多様性を尊重し、全ての人が同じテーブルで食事ができる「平和な食卓」を作りたいと、弊社では３年前から宅配弁当においてヴィーガンメニューを提供してきました。今後はよりオリジナリティあふれるヴィーガンメニューの提供を目指していて、そのためにも社員全員が自ら考えて行動できるよう、一人一人の個性を生かせる体制を整えています。

　入社後半年のプロジェクトマネージャー宮田萌子（25・神奈川県横浜市出身）は事務作業からお客様対応、販売の管理までさまざまな業務を行っています。宮田の前職は着物レンタル会社のスタジオに勤務していたカメラマン。その経験を生かして、メニューの写真撮影を行ったり、店頭ポスターを制作したり、お弁当の包装を考案したりと活躍しています。「BENTO LABO」（東京都中央区日本橋堀留町１－３－１１）で店頭販売しているお弁当の売上を上げるためにショップのポイントカードも提案、９月に導入以降、LINEの登録者数も増えています。

「いろいろなことができるのが魅力でこの会社に転職しました。半年でいろいろと任せてもらえるのはありがたいし、自分の意見や思いを言いやすい職場環境で、やりがいも感じています。」と宮田は言います。
また執行役員COOの堀江息吹は、「宮田の好奇心旺盛なところを評価しています。ポイントカードの提案も、まずはやってみて自主的に取り組むことで楽しく仕事をしてほしいと採用しました。考えて行動してもらう方法は会社としては結果が出るまでに時間はかかりますが、それぞれが成功体験を積むことで個々の成長につなげてもらいたいと考えています。」と話しています。

右：プロジェクトマネージャー　宮田萌子

　弊社ではお弁当の販売のほか、２０２１年からヴィーガン冷凍総菜のサブスク宅配サービス「ヴィーガーデン・デリ」のメニュー開発、企画、製造などにも取り組んでいます。ヴィーガーデン・デリは、新鮮なまま冷凍されたヴィーガンメニューを定期的にお届けするサービスです。現在は１４種類のメニューを提供、おかずメニューの豊富さが特にご好評いただいています。
　今後はメニューも定期的に変え、よりオリジナリティあふれるヴィーガンメニューを提供していきたいと考えています。

ヴィーガーデン・デリホームページ
https://vgardendeli.myshopify.com/