不用品を伝統工芸の力で再生。加飾紙職人の一色清氏とDESIGNART(デザイナート)出展
紙の加飾技法をさまざまな素材に応用したプロダクト、アート作品を展示
オクノテ(東京都墨田区、代表:清水覚)と、加飾紙製造販売を行う有限会社湯島アート(東京都文京区、代表:一色清)は、『再生工芸展 -New Trashditioal Art-』をDESIGNART TOKYO 2021 期間中に日比谷オクロジで開催します。
オクノテは、湯島アート一色清氏とともに、端材や廃材、不用品を活用したプロダクトやアート作品を制作いたしました。サステナビリティ(持続可能性)が求められる現代において、「一点もの」を作り出す伝統工芸の力に着目し、使われなくなったものを、もう一度暮らしのなかに蘇らせることを目的としています。
伝統工芸の世界もまた、人材難や需要減で持続可能性が危ぶまれているなか、ものを作るだけでなく、「ものを再生する力」を見出すことで伝統工芸そのものも再生していきたい願いを込めて、本展を企画しました。
展示作品
展示作品の一部をご紹介します。紙の加飾技法を異素材に挑戦することをテーマに、さまざまな素材に応用した作品を他にも多数展示しております。
展示詳細
再生工芸展
-New Trashditional Craft-
日時:2021/10/22〜10/31 11:00~20:00
場所:日比谷オクロジ(OKUROJI)
住所:〒100-0011 東京都千代田区内幸町1丁目7-1
会場URL:https://www.jrtk.jp/hibiya-okuroji/access/
コンセプト
なぜか、捨てられないモノがある。そんな行き場を失ったモノたちを、「一点モノ」を作り出す日本の伝統工芸の力で、もう一度暮らしの中へ。古来から日本の暮らしを彩ってきた紙の加飾技術。その伝統的な技法をさまざまな材質に応用し、長く使ってもらえるモノに再生する。サステナビリティが問われる現代、「モノを再生する」というアンサーを。
DESIGNARTについて
東京を舞台に、世界中から集まったアートやデザイン、インテリア、ファッションなどのプレゼンテーションを行うデザイン&アートフェスティバルです。期間中、都内各所でさまざまな作品が展示されます。
https://designart.jp/designarttokyo2021/
出展者紹介
有限会社湯島アート 一色清
弊社は、襖紙の意匠をデザイン・加飾する職人の工房です。明治から三代目、伝統工芸士一色清のもと美術大学卒業の社員とともに新たな加飾紙を開発しています。「木版」「金銀箔砂子」「雲母刷毛引き」などの手仕事から始まり、シルクスクリーン印刷なども手掛けています。原点の手仕事を大切にと考え、伝統の図柄・材料・技法・美意識を尊重しつつ新しいデザイン・商品の開発にチャレンジしています。
https://yushima-art.co.jp/about
オクノテ 清水覚
2019年から、複業活動として、企画とデザインを提供する個人事業「オクノテ」を開業。さまざまな業態の企業とタッグを組み、新商品・サービスの開発に取り組む。0から1を生み出すフェーズから、1を100にするフェーズまで、総合的な企画とデザインを手掛けている。2020年から東京都中小企業振興公社のデザイン相談員に着任。
https://www.okunote.tokyo/
本展に関するお問い合わせ
オクノテ 清水覚
Email: info@okunote.tokyo
オクノテ