プレスリリース集PRESS RELEASE

今年夏の高温・多雨により夏野菜がダメージ
異常気象の影響を受けた野菜を救出!
規格外野菜の販売でフードロス削減へ

 2022年の夏は全国的に異常とも言える猛暑に見舞われ、北日本や東海・北陸などでは降水量も平年より多くなりました。これにより、全国の農家では農作物への影響が大きくなっています。
 野菜宅配サービス「ゴヒイキ」事業を行う株式会社Heart Fullでは、異常気象の影響を受けた契約農家にアンケートを実施。ゴヒイキを活用することで、売上やフードロス削減にもつながったと嬉しい声が上がっています。

【 夏の異常気象により農家は大打撃 】

 2022年の夏(6月~8月)の平均気温は全国で平年を大きく上回りました。全国各地の契約農家へアンケートを行ったところ、33件中75%にあたる25件もの農家が「この夏の異常気象により農作物に影響があった」と回答しています。
 特に猛暑による夏野菜への影響が顕著で、「暑すぎてトマトの実に障害がでた。(ヘタ付近がずっと青いまま)」「6月下旬の猛暑によりトウモロコシのしなびが進み500本ほど規格がおちてしまった。」「ズッキーニなど予定より収穫時期が早まったので収穫量が2〜3割減った。」などの声が挙がりました。他にも、高温障害により収穫前に枯れてしまうことで農作物の3~7割ほどが破棄になってしまうなど、この夏の猛暑は農家にとって大打撃となっています。

【 異常気象による規格外野菜を野菜宅配サービス「ゴヒイキ」で販売! 】

 「ゴヒイキ」は、農家と消費者を繋ぐインターネット上の野菜宅配サービスです。一般的な野菜宅配サービスとは違い、購入者自身が値段や野菜の種類などのサービス内容をリクエストし、対応可能な農家がリクエストを承認すれば契約が成立するといったシステムを導入しています。
 農家と消費者がより密接にコミュニケーションを取れるようになったことで、大きさが揃っていなかったり傷があったりするなどの理由で市場に出せなかった規格外野菜も、個人に消費してもらう事ができるようになりました。
 今年の夏の異常気象による影響を受けた規格外野菜も、「ゴヒイキ」を使い農家と消費者が直接やりとりすることで消費者に提供することができ、フードロス削減につながっています。

【 高温障害のパプリカを救出 】

 静岡県牧之原市で主にパプリカを栽培している「もぐはぐ農園」では、パプリカの身の表面に斑点ができる高温障害が出たり、実になる前に花が落ちてしまう「花とび」があったりしたといいます。今年は高温を予想してハウスに塗る遮光塗料を例年の倍ほど施したにもかかわらず、7月後半~8月の収量は昨年の3分の2ほどになりました。収穫したパプリカの中には高温障害により正規品としての販売ができないものも多くありました。
 そこで「ゴヒイキ」で野菜セットの一部として販売、フードロスを減らすとともに、10万円程度の売上につながりました。「B品」として普段よりも量を多めにしたところ、お客様からは「B品でも気にならない」「たくさん入っていて嬉しかった」と嬉しいお声をいただいています。
 「ゴヒイキ」はお客様とサイト上でメッセージのやりとりができるため、形や見た目がよくない野菜でも理解してご購入いただけるのはありがたいと、もぐはぐ農園の五野上 唯(ごのかみ・ゆい)さんは話しています。

【 猛暑と多雨の影響を受けた規格外商品を販売 】

 山形県寒河江市の農家「株式会社farmおとらふ」では猛暑と多雨の影響を受けたといいます。サクランボは6月の高温により色づきが早まってしまい、置いておくと傷みがでてしまうため収穫・出荷は時間との闘いだったと話しています。また、7月から8月は雨が多かった影響でトウモロコシの実に水が入ってしまうなどの影響も出ました。秀品でなくても家庭用に販売することにより、フードロスは最小限に抑えていて、「ゴヒイキ」のサイトも個人に販売できるため、活用しています。
 見た目は劣っても、味は変わらず美味しい規格外商品は、「ゴヒイキ」で年間100件ほど販売できました。「ゴヒイキ」ではお客様からの評価も掲載されるので、モチベーションアップにもなっているということです。

当社ではマスコミの方の取材お申込みを随時受け付けております。
静岡県・山形県の農家への取材も可能です。

【 会社概要 】

名称    株式会社Heart Full
所在地   〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-2-6 丸元ビル4F
代表    樋勝 毅
事業内容  広告代理事業、人材紹介事業、メディア事業、SEO 事業
広報問合先 担当 :前田 電話 :090-3612-7027 メール:j-ana@koho.pro

株式会社Heart Full

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