株式会社アルガルバイオ 「Clean Technology Lab+」 開所
~1kL閉鎖型フォトバイオリアクター導入で研究から開発ステージへの移行を加速~
「藻類の研究開発で、人々と地球の未来に貢献する」をスローガンとして、ユニークな藻類開発を進める株式会社アルガルバイオ(本社:千葉県)は、この度1kL閉鎖型フォトバイオリアクター2基を新たに導入すると同時に、遠心分離機や殺菌装置、スプレードライヤなど藻類の一貫培養設備を備える「Clean Technology Lab+(クリーンテックラボプラス)」を千葉県・柏市に開所いたしました。
Clean Technology Lab+では、藻類の培養から回収までを一貫して行える設備を備えることで、様々な藻類種における大量培養条件の検討をこれまでの約10倍のスケールで実施することができます。これにより、パートナー企業との共同開発案件や自社開発素材の製品化などを一層加速することが可能となります。今後、Clean Technology Lab+を活用し、パートナー企業との共同開発案件などを通じて、藻類の社会実装を更に推進して参ります。
尚、1kL閉鎖型フォトバイオリアクターの導入にあたっては、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の 2020 年度「研究開発型スタートアップ支援事業/シード期の研究開発型スタートアップに対する事業化支援」(最大助成金額:7,000 万円)において交付決定を受けた助成金を利用しております。
■アルガルバイオについて
「藻類の研究開発で、人々と地球の未来に貢献する」をスローガンに掲げたアルガルバイオは、『藻類』の可能性を解き放つ研究開発で、社会課題を解決し、世界No.1のクリーンテックカンパニーを目指します。
2050年には世界人口が97億人になると推定され、人類は様々な自然資源を「消費」し、地球の環境を脅かし続けています。未来につながる持続可能な社会を実現するためには、「消費」から「循環・共生」への転換が急務となっております。この社会課題を解決することが出来る手段の一つが「藻類」です。
アルガルバイオは、東京大学の20年以上の研究資産としての藻類株ライブラリーをベースに、育種・培養技術を組み合わせて、人々の健康や食糧・エネルギー問題に対する解決策を提案し、「循環・共生型」社会の実現に向けた事業を展開しております。
<沿革>
2018年3月 株式会社アルガルバイオ設立(本社:東葛テクノプラザ)。
2018年4月 シード資金調達(0.4億円)
2018年10月 東大柏ベンチャープラザに研究所を開設。
2019年4月 培養技術センター開所(柏市船戸)
2019年7月 公益財団法人ひまわりベンチャー育成基金「2019年度助成事業」交付
2019年11月 シリーズA資金調達(4億円)
2019年11月 Forbes Japan”200 SUPERSTAR ENTREPRENEURS”選定
2020年5月 NEDO「シード期の研究開発型スタートアップに対する事業化支援助成金」採択
2020年11月 Forbes Japan”200 SUPERSTAR ENTREPRENEURS”に2年連続選定
2021年8月 Forbes Asia 100 to Watchに選出
2021年9月 週刊東洋経済「すごいベンチャー100」に選出
2021年9月 Falling Walls2021の最終25社のWinnerに選出
<会社概要>
企業名 株式会社アルガルバイオ (Algal Bio Co., Ltd.)
代表者 代表取締役社長 木村 周
本社所在地 〒277-0882 千葉県柏市柏の葉5-4-6
設立 2018年3月
事業内容 藻類及びその成分の研究開発、生産及び販売
URL https://algalbio.co.jp/
<本件に関するお問い合わせ、見学希望等は下記までご連絡ください>
株式会社アルガルバイオ 担当:八巻(やまき)、石塚
Tel:04-7138-6207
E-mail:info@algalbio.co.jp
URL :https://algalbio.co.jp/
株式会社アルガルバイオ
プレスリリース詳細へ