2022/08/29
TICAD8における日本政府のグローバルファンドに対する10.8億ドル拠出発表を歓迎
三大感染症対策と保健システム強化に過去最高額の支援
グローバルファンド日本委員会(FGFJ)は、第8回アフリカ開発会議(以下、TICAD8)において岸田総理大臣により発表された、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(以下、グローバルファンド)への新規拠出コミットメントを歓迎致します。
この度の発表※1は、日本がグローバルファンドの第7次増資※2 に対し、次の3年間で最大10.8億ドルの拠出を誓約したものです。前回の第6次増資での日本政府による誓約額8億4000万ドルに比べ約30%増、過去最高額となりました。
岸田総理はTICAD8開会スピーチの中で、グリーン成長、投資の促進、債務健全化、人材育成、地域の安定化等とならび感染症問題を取り上げ、「新型コロナの拡大は、感染症対策の重要性を改めて浮き彫りにした」と述べ、グローバルファンドへの新たに拠出を発表したものです。グローバルファンドは、アフリカ各国が自ら行う三大感染症対策及び保健システム強化に、近年は年間約30億ドルを支援しており、アフリカ向け支援は支援総額の四分の三を占めています。
JCIE
掲載元:PR TIMES