株式会社つぐつぐの金継ぎがドバイ国際博覧会 日本館に映像出演

コロナ禍に分断された世界を、金継ぎが修復！

室町時代から伝わる陶器の伝統修復技術「金継ぎ（きんつぎ）」が、ドバイ国際博覧会で日本の伝統工芸の代表として映像出演し、世界中に日本の心と芸術を広めます。

2021年に開催されるドバイ国際博覧会 日本館での展示に、株式会社つぐつぐ（以下、「つぐつぐ」）が映像協力したことをお知らせします。

15世紀頃の室町時代から伝わる、日本の伝統的な陶器の修復技法です。
大切にしていた陶器・磁器などが割れたり欠けたりヒビが入ったりしたときに、
すぐに捨ててしまうのではなく、漆（うるし）などの自然の材料を用いて接着し、復元します。
その傷の表面を金粉や銀粉などで装飾し、芸術的に美しく仕上げることで
修復されたものが、壊れる前より価値が高くなり、愛着があるものとして、末長く使っていくことができます。

2011年の東北大震災では、たくさんのものが壊れ、失われました。
この頃から、人々が、大事にしていたけど壊れてしまったものを直して使い続けたいという気持ちから、
金継ぎの人気はじわじわと高まっていきました。
その後、2020年のコロナ禍に、多くの人が長期間のステイホームを余儀なくされ、
これまでの生活を見直し、おうち時間に、壊れた器を金継ぎで修理したいと思う人が増えたことなどから、
現在、再びブームとなっています。

大量生産・大量消費のこの時代に、壊れたものを捨てずに長く使っていくという考え方は
日本人独特の「もったいない」精神にもつながります。
現在、社会全体で取り組まなければならないSDGsやエコの観点からも、
金継ぎへの再評価と、関心が高まっています。

つぐつぐでは、金継ぎを中心としたさまざまなサービスを展開しています。
東京の恵比寿/広尾エリアに構える店舗では、毎日金継ぎ教室を開講し（オンライン金継ぎ教室もあり）
プロによる金継ぎ修理をご依頼の方には、修理を受け付けています。
自宅でも気軽に金継ぎによる修理を楽しんでいただくため、
自分で金継ぎできる道具がそろった金継ぎキット（商品名：つぐキット）を、
国内だけでなく世界中に、オンラインで販売しています。
また、最近では海外在住の方からのご要望により、
一つ一つ手作業で金継ぎ修復された、一点ものの金継ぎ器の販売も行っています。
この、金継ぎに特化したつぐつぐが運営するオンラインショップが
Traditional Kintsugi Shop TSUGUTSUGUです。

株式会社つぐつぐ / 東京金継ぎ教室 つぐつぐ
代表取締役 俣野　由季
住所：〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿2-21-2 akikito apt. 1階
TEL ： 03-6879-0940
メール：info@kintsugi-girl.com
会社サイト：https://kintsugi-girl.com/