プレスリリース集PRESS RELEASE

「援助しない」日本のNGOの草分け的団体・シャプラニールが創立50周年記念式典を開催、南アジアで「市民による」海外協力を推進

 国際協力NGO「シャプラニール=市民による海外協力の会」(東京都新宿区、代表理事・坂口和隆)は、2022年9月1日に創立50周年を迎えました。それを記念して9月3日(土)に東京都内のホテルで50周年の記念式典を約110名の参加で実施しました。

●「市民」が対話を重ね、ともに考える活動を続け、50年。

 記念式典では、代表理事・坂口和隆が市民組織として50年間、活動を継続できたことについてシャプラニール歴代のスタッフ、支援者、南アジアのパートナー団体など、これまでかかわりのあるすべての方々に感謝をするとともに、会の価値観(コア・バリュー)のひとつである「”みんなで考える”姿勢をこれまで以上に大切にし、変容する社会状況やNGOの役割を見極め、これからも世界の社会課題に市民の力で立ち向かう」と決意を述べました。
 ご来賓の、駐日バングラデシュ大使、シャハブッディン・アーメド閣下は「子どもの人権問題、災害リスクの軽減などは非常な重要な活動分野である。事業の成果を持続可能なものにすることをこれからも期待している」、また外務省国際協力局 審議官・NGO担当大使、日下部英紀氏は「市民の力で途上国の問題を解決するという強い意志の下、根本的かつ持続的な取組を実現し、多くの成果をあげてきていることを高く評価している」と祝辞を述べました。さらに、株式会社arca代表/クリエイティブディレクター、辻愛沙子氏からは「令和時代の社会と市民の関係」と題し、社会課題と企業課題をつなげクリエイティブで社会を変えていく取り組みについてのお話や、失敗から学び市民とともに社会問題の解決に取り組み続けるシャプラニールへエールが送られました。また文化プログラムとして、バングラデシュの舞踊やネパール音楽の生演奏も披露されました。

特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会

掲載元:PR TIMES

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